今回はドライ・ストロベリー(しっとり半生食感の苺)のレシピをご紹介します。
- 低温出力が可能なオーブン使います
→ 私はテスコムの低温コンベンションオーブンを利用。 - 活用レシピも載せます。
苺はそのまま食べるのが一番美味しいかもしれませんが、お菓子作りにも活用出来ないか、ということで「ドライ・ストロベリー」をここでは上げさせて頂きます。加工用で安く売られている苺の活用にもお勧めです。
では始めます。
作り方
「1」材料・準備
材料 | 量 | 補足 |
---|---|---|
苺 | 200g | ヘタは取っておきます。 |
砂糖 | 60g | 苺の3割です。 (結構少なめ) |
レモン汁 | 5ml | 省略可。 |
道具 | 用途・補足 |
---|---|
チャック付きポリ袋 | ジップロック等の丈夫な袋。 |
鍋 | |
オーブン | 90℃や100℃が出せると良い。 (110℃でも可) |
「2」ポリ袋に苺・砂糖を入れて1日半寝かせます。
ヘタを取った「苺」「砂糖」をポリ袋に入れて約1日半ぐらい、常温で放置します。
「3」鍋に入れてブクブクしてから約5分煮ます。
ポリ袋の苺(水分含む)を鍋に入れて、ここで「レモン汁」(あれば)を入れて、弱火で煮ます。小粒な苺ならブクブクしてから約5分です。
少量だと灰汁は取りにくいですが、取らなくても大丈夫でしょう。
「4」オーブン90℃で約2時間乾燥させます。
鍋から苺だけを取り出し、網の上に並べます。オーブン90℃~110℃の温度設定で、約2時間加熱して乾燥させます。
※加熱後は早めに取り出さないと、網にくっつきやすいです。
完成です!
今回は元々が小粒だったため、結構小さくなりました。しかし、苺の旨味が凝縮され美味です。
保存(賞味期限)
冷蔵保存が基本です。
※砂糖は抑えているほうなので、少し賞味期限は短めです。
賞味期限は水分や砂糖の量から厳しめに見積もってますが、ご参考のため、自己責任にて、出来るだけお早めにお召し上がりください。
アレンジレシピ例
煮汁(苺エキス)を活用
苺を煮た後の煮汁は「純度の高い苺エキス」です。
※苺200g + 砂糖 60gの場合、約90gの苺エキスが取れました。
捨てるのはもったいないです。活用しましょう。
◇イチゴ・オレ
- 苺エキス:80ml
- 牛乳:320ml
→ 苺エキスに対して4倍の牛乳量です。
◇イチゴ・オレゼリー
粉ゼラチンを使ってゼリーにも活用出来ます。
- 苺エキス:80ml
- 牛乳:320ml
- 粉ゼラチン(クックゼラチン):5g
硬めに作る場合は「粉ゼラチン」を増やせば良いですが、口当たりは悪くなります。その際は、少し温めると、とろっとしてクリーミーな口当たりになります。
クッキー
出来上がったドライイチゴを小さく刻んで、クッキー生地に混ぜます。
ベースとなるクッキーレシピは次の記事です。
ほろほろっとしたバタークッキーに「濃厚な苺」が良いアクセントです。
メモ
本レシピに関する自分用含めたメモです(ご参考)。
■苺と砂糖
苺に砂糖をまぶすと、浸透圧の関係で水分が出てくる。だから砂糖が少なすぎると水分の出が悪くなる。本レシピの3割は結構限界ライン。日持ちを考慮するなら5割でも良いと思う。
まとめ
ドライ・ストロベリー(苺)のレシピをご紹介しました。
- たくさんの苺があれば是非。
- 苺はドライにしても美味しい。
- 低温出力が出来るオーブンがあると便利ですよ。
今後もアレンジ系は開拓していきます。苺をお菓子作りにも組み合わせましょう!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。是非作ってみてください。
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