ドライ・ストロベリーのレシピ

お菓子レシピ:その他
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今回はドライ・ストロベリー(しっとり半生食感の苺)のレシピをご紹介します。

  • 低温出力が可能なオーブン使います
    → 私はテスコムの低温コンベンションオーブンを利用。
  • 活用レシピも載せます。

苺はそのまま食べるのが一番美味しいかもしれませんが、お菓子作りにも活用出来ないか、ということで「ドライ・ストロベリー」をここでは上げさせて頂きます。加工用で安く売られている苺の活用にもお勧めです。

本レシピについて
  • 作業時間:1時間弱
  • 合計時間:約2日
  • 基本材料:苺、砂糖、(レモン汁)
  • 仕上げ:低温オーブンで乾燥。
  • 特徴:ドライフルーツの一端。

    *時間は目安です。
    *作業時間:焼き冷ましを含まない時間です。
    *合計時間:食べられるまでの時間です。

では始めます。

作り方

「1」材料・準備

基本材料は3つです。
材料補足
200gヘタは取っておきます。
砂糖60g苺の3割です。
(結構少なめ)
レモン汁5ml省略可。
本レシピで利用する主な道具です!
道具用途・補足
チャック付きポリ袋ジップロック等の丈夫な袋。
オーブン90℃や100℃が出せると良い。
(110℃でも可)

「2」ポリ袋に苺・砂糖を入れて1日半寝かせます。

本工程のポイント
  • 時々動かしましょう。

ヘタを取った「苺」「砂糖」をポリ袋に入れて約1日半ぐらい、常温で放置します。

ポリ袋に苺・砂糖を入れて放置します。
約1日半でこうなりました。

「3」鍋に入れてブクブクしてから約5分煮ます。

本工程のポイント
  • 灰汁は取れる範囲でOKです。
  • 大粒な苺の場合、時間はもう少し足しましょう。

ポリ袋の苺(水分含む)を鍋に入れて、ここで「レモン汁」(あれば)を入れて、弱火で煮ます。小粒な苺ならブクブクしてから約5分です。

5分ぐらい煮ます。

少量だと灰汁は取りにくいですが、取らなくても大丈夫でしょう。

「4」オーブン90℃で約2時間乾燥させます。

本工程のポイント
  • 加熱時間は苺の大きさ・加熱温度に応じて調整しましょう。(小さいと短時間でOK)
  • 温度は90℃~110℃でもOK。
  • コンベクション機能がない場合は、クッキングシートを敷いて、1時間毎に裏返したほうが無難かもしれません。

鍋から苺だけを取り出し、網の上に並べます。オーブン90℃~110℃の温度設定で、約2時間加熱して乾燥させます。

苺だけを取り出します。
オーブンの網に並べます。
低温で乾燥させます。

※加熱後は早めに取り出さないと、網にくっつきやすいです。

完成です!

ドライ苺(小粒)

今回は元々が小粒だったため、結構小さくなりました。しかし、苺の旨味が凝縮され美味です。

保存(賞味期限)

冷蔵保存が基本です。

※砂糖は抑えているほうなので、少し賞味期限は短めです。

賞味期限
  • 常温:3日
  • 冷蔵:1週間
  • 冷凍:4週間

賞味期限は水分や砂糖の量から厳しめに見積もってますが、ご参考のため、自己責任にて、出来るだけお早めにお召し上がりください。

アレンジレシピ例

煮汁(苺エキス)を活用

苺を煮た後の煮汁は「純度の高い苺エキス」です。
※苺200g + 砂糖 60gの場合、約90gの苺エキスが取れました。

苺から抽出された苺エキス。

捨てるのはもったいないです。活用しましょう。

◇イチゴ・オレ

  • 苺エキス:80ml
  • 牛乳:320ml

→ 苺エキスに対して4倍の牛乳量です。

牛乳と混ぜ合わせました。
雑味のないクリアなイチゴオレ。

◇イチゴ・オレゼリー

粉ゼラチンを使ってゼリーにも活用出来ます。

  • 苺エキス:80ml
  • 牛乳:320ml
  • 粉ゼラチン(クックゼラチン):5g
苺エキス+牛乳を鍋で沸騰直前まで温めます(フチに泡がついてきたらOK)
火を消して、粉ゼラチンを少しずつ入れながら良く混ぜます。(一気に入れるとダマができやすい)
お好みの容器に入れて、良く冷やします。
冷やした後はお皿に盛ります(ビックゼリーにしました。外す際は容器を少し温めると外れやすいです。)
切り分けて頂きます。

硬めに作る場合は「粉ゼラチン」を増やせば良いですが、口当たりは悪くなります。その際は、少し温めると、とろっとしてクリーミーな口当たりになります。

クッキー

出来上がったドライイチゴを小さく刻んで、クッキー生地に混ぜます。

ベースとなるクッキーレシピは次の記事です。

約20g分のドライ苺を適当に刻みます。
クッキーの最終工程で混ぜます。
混ぜます。
筒状にしてしっかり冷やします。
輪切りにして160℃で13分前後焼きます(焼き色で調整)。
美味しく焼きあがりました。

ほろほろっとしたバタークッキーに「濃厚な苺」が良いアクセントです。

メモ

本レシピに関する自分用含めたメモです(ご参考)。

■苺と砂糖
苺に砂糖をまぶすと、浸透圧の関係で水分が出てくる。だから砂糖が少なすぎると水分の出が悪くなる。本レシピの3割は結構限界ライン。日持ちを考慮するなら5割でも良いと思う。

まとめ

ドライ・ストロベリー(苺)のレシピをご紹介しました。

  • たくさんの苺があれば是非。
  • 苺はドライにしても美味しい。
  • 低温出力が出来るオーブンがあると便利ですよ。

今後もアレンジ系は開拓していきます。苺をお菓子作りにも組み合わせましょう!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。是非作ってみてください。

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