バターの風味がたまらなく美味しい「バタークッキー」レシピをご紹介します。バターを基本に砂糖・牛乳・薄力粉・コーンスターチを混ぜて焼き上げるだけです。
本レシピでは生地を長細くして成型して、冷やしてから包丁で切るため「アイスボックスクッキー」とも呼びます。念のため、クッキーの種類を整理します。
種類 | 本レシピ 対応 | 概要 |
---|---|---|
型抜きクッキー | △ | ・型でくり抜く。 ・少し難しいけど可愛い形に出来る。 |
アイスボックスクッキー | ○ | ・しっかり冷やして切る。 ・一番簡単で手間がかからない。 |
絞り出しクッキー | △ | ・クリームのように絞り出す。 ・生地が柔らかい必要がある。 |


おやつ、おもてなし、お土産・・・とバタークッキーは万能です。これを食べると市販のクッキーが物足りなくなります。なお、本レシピでは卵を使いませんが、有り無しで、大きな違いは感じられないと、個人的には思います。
失敗無く、コツ無く、美味しく「サクザク」っとした食感に仕上げるためには使ったほうが良いです。コーンスターチはグルテンの働き(働きすぎると食感硬めになったりする)を弱めてくれるため、適当に混ぜても、再現性の高いクッキーが出来るんですね。
材料や道具の準備
材料(3~4人分)
材料 | 量 | 補足 |
---|---|---|
バター | 60g | 無塩でも有塩でも構いません。 |
牛乳 | 10g | |
砂糖 | 50g | |
薄力粉 | 80g | |
コーンスターチ | 20g |
道具
道具 | 用途・補足 |
---|---|
耐熱ボール | 混ぜる用 |
木べら | 混ぜる用、シリコンベラでも代用可。 |
オーブン | 180℃で天板使います。 |
作り方
1.耐熱ボールに「バター」を入れて電子レンジ600wで30秒チンして少し溶かします。続いて「牛乳」「砂糖」を入れて木べらで良く混ぜます。
電子レンジを使わずに常温放置で柔らかくしてもOKです。バターの塊が無くなるぐらい混ぜましょう。



もしバター生地が暖かい場合は冷めるまで待ちましょう(温かいとグルテンが強く働いて固い仕上がりになりやすいです)。
2.コーンスターチ・薄力粉を入れて、木べらで切るように、ある程度まとまるまで混ぜます。
薄力粉は少し振るったほうが混ぜやすいですが、クッキーの場合はあまり気にしなくてもOKです。こねすぎはNGです!


3.生地を半分ずつラップの上にのせて、ラップで包みながら円筒形に伸ばし、冷蔵庫で30分ぐらい冷やします。
生地半分ずつのほうが作業しやすいです。生地を冷やす理由は切りやすくするためです。この工程が終わったら次の工程は後日でもOKです(3日以内には焼きましょう)。
もしも型抜きをする場合はこの段階で薄く延ばしてもOKですが、生地が緩い場合は少し冷やして、打ち粉をしたほうが良いです。(なお、冷やしすぎると伸ばす際に生地が割れちゃいます!)。



次の工程直前にオーブンを180℃で余熱開始します。(天板はこの段階では外しててOK)
4.冷蔵庫から取出しラップを剥がして、包丁で8mm~10mm前後の幅に切ります。天板の上にクッキングシートをしいて、生地を並べ、余熱したオーブン180℃で13分前後焼いたら完成です。
生地は意外と広がるため間隔をあけて並べます。乗り切らない場合は2回に分けて焼きましょう。オーブンの時間は微調整してください(オーブンの癖もありますが一度に焼く量が少ないと早く焦げます)。




完成です!お疲れ様でした!バターがしっかり香る、サクサククッキーの出来上がりです。

保存(賞味期限)
常温を基本として、タッパーやラップで湿気を避けて保存してください。冷蔵庫や冷凍庫で保存する場合は匂い移りに注意してしっかりラップ等に包んで保存しましょう。
- 常温:5日
- 冷蔵:1週間
- 冷凍:1ヶ月
なお、冷凍から解凍する際は自然解凍だとサクサク感が失われるため、電子レンジ&オーブンで解凍しましょう。

賞味期限はご参考のため、完成後は出来るだけお早めにお召し上がりください。
感想・考察

本レシピの考察・感想を書いておきます。ご参考までに。

コーンスターチ使わないとだめかな?

使わなくても出来るけど、失敗知らずなサクサククッキーのためには使ったほうがお勧めだよ。

ココアクッキーにアレンジするにはどうすればいいかな?

このレシピであれば薄力粉を10g減らして、ココアパウダーを10g追加しよう。そして粉類(薄力粉・ココアパウダー・コーンスターチ)を事前にしっかり混ぜておくのがポイントだよ。後は変わらない。
基本レシピ量の半分をココアにして、市松模様とかのクッキーもお勧め!
まとめ
バターをたっぷり使った美味しいバタークッキーのレシピをご紹介しました。実際に作ってみると想像以上に簡単に美味しいクッキーが出来ちゃいます。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。是非作ってみてください。
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