美味しい焼き芋(紅はるか)が手に入った時に活用したいレシピです。皮をむいた焼き芋にバター・小麦粉・コーンスターチ(片栗粉でもOK)を加えて焼くだけです!
薄目にしてパリっとした食感とお芋の風味がたまりません。


作り方はクッキーっぽいですが、食感は薄焼き煎餅のような感じになります。焼き芋の甘さを活用して砂糖は使いませんし、卵も使いません。
材料や道具の準備
材料
量:オーブンで2回分焼けます
材料 | 量 | 補足 |
---|---|---|
焼き芋 | 100g | 皮をむいた状態です。 |
バター | 20g | 無塩でも有塩でも構いません。 |
薄力粉 | 40g | |
コーンスターチ | 20g | 片栗粉でも構いません。 |
道具
道具 | 用途・補足 |
---|---|
ボール | 混ぜる用 |
ヘラ | 混ぜる用、木べらでもOK。 |
伸ばし棒 | |
オーブン | 本レシピは160℃で焼きます。 天板も使います。 |
作り方

続きは翌日でも問題ありません。さて、次の工程を始める前にオーブンを160℃で余熱開始しておきます(天板は不要です)。

この段階でだいたい完成ですが、お芋クッキーはパリッとしたほうが美味しいため、もう少し続けます。オーブンを140℃で余熱開始します。

完成です!お疲れ様でした!(残りの生地も同じように伸ばして焼き上げます)

保存(賞味期限)
湿気を控えて常温で保存ください。

- 常温:7日(脱酸素あれば1カ月)
- 冷蔵:ー
- 冷凍:ー

賞味期限はご参考のため、完成後は出来るだけお早めにお召し上がりください。
感想・考察

本レシピの考察・感想を書いておきます。ご参考までに。

バターじゃなくてサラダ油とかのオイルを使ったらどうなの?

風味が劣るのは予想通りだけど、それ以前にパリっと感が出にくくなったんだよね。バターを使ったほうが確実かな。

コーンスターチ(または片栗粉)って使わないとだめ?

配合を色々と変えて試したけど、無いとどうしてもパリッと感を出すのが難しいんだよね。最初は配合を変えたり焼き加減を変えたりしたんだけど、コーンスターチを加えたら簡単にパリッとさせることが出来た。コーンスターチおそるべし。
クッキーレシピにおけるコーンスターチは小麦粉のグルテン発生を抑えるために使われますが、このレシピにおいてはパリっと感を引き出すために生かされました。あと、通常のクッキーレシピと違って、しっかりと混ぜても問題はありません(グルテンが発生しても構わない)。だから途中で冷やさなくても良いのですが(冷やすことでグルテンを落ち着かせる)、冷やしたほうが伸ばしやすいです。
また、このレシピでは卵を使っていません。本来、クッキーにおける卵の役割は、風味、つなぎ、硬さ調整などです。本レシピでは焼き芋の持つネットリさ(つなぎ)で十分なため卵は使いませんでした。使わなくても十分に美味しいお芋クッキーが出来ます。
まとめ
焼き芋をクッキーに変えるレシピをご紹介しました。もしかすると、オーブンによって焼き加減が難しい可能性はありますが、パリッと素朴なお芋クッキー、お勧めです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。是非作ってみてください。
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