今回はクラフティのレシピをご紹介します。
クラフティ(仏: clafoutis)は、フランスのリムーザン地方の伝統菓子です。伝統的には、耐熱皿に種を抜かずにブラックチェリーを並べ、鶏卵、牛乳、砂糖、小麦粉を混ぜたクレープ風の生地を流し込み、オーブンで焼き上げ、粗熱が取れたら粉糖をかけていただきます。生地に生クリームを入れるレシピもあります。
※wikipediaより引用&加工しています。
★クラフティのポイントは次の通りです。
- ファーブルトンと似ています。
→ 色々なレシピを確認しましたが、クラフティは薄力粉の量が少なめな印象です。もちもち感はファーブルトンが上です。 - 果物はチェリーである必要はありません(苺などでもOK)。
→ 苺のほうが万人受けかなぁ。
- パウンド型でも出来ますし、耐熱皿でも可能です。
→ 耐熱皿で焼いて、そのままスプーンで取り分けることが多そうです。(取り出すのは難しいです)


お待たせしました。以下、目次となります。
作り方
「1」材料・準備
適当な耐熱皿を準備しましょう。(パウンド型であれば20×8cm程度の中型サイズでOK)
材料 | 量 | 補足 |
---|---|---|
卵 | 1個 | |
砂糖 | 40g | お好みの種類を。 |
薄力粉 | 15g | 振るわなくてOK。 |
生クリーム | 100ml | 植物性ホイップ可。 牛乳に置き換えても良い。 |
牛乳 | 50ml | |
フルーツ | 適量 | 伝統的にはチェリー。 苺も美味しい。リンゴもあり。 |
バターや油 | 適量 | 型に塗る用です(約5g程度) サラダ油でもOK |
粉砂糖 | 適量 | 省略可 |
- 濃厚さを出すために「生クリーム」使っていますが、牛乳に置き換えてもOKです(合計150ml)。
- 仕上げに粉砂糖を使ってもOKです。
チェリーを使う場合は事前に種を取り除きます。
苺を使う場合はヘタを取り除いておきます。大きめ苺の場合は一口サイズに切ります。
道具 | 用途・補足 |
---|---|
焼き型 | 一般的には耐熱皿を使いましょう。 |
ボール | 各種材料を混ぜる用に。 |
泡立て器 | |
オーブン |
※私は焼き型に「パウンド型」を使うこともあります。ただ、バターを塗ったとしても全部を綺麗に取り出すのは結構難しかったです!そのため、耐熱皿が普通に扱いやすいです。
この時、フルーツは「アメリカンチェリー」を使いました。種は頑張って取り除いています!
「2」材料を順番に混ぜます。
次の順番で材料を混ぜます。
- 卵+砂糖
- 薄力粉
- 牛乳+生クリーム
※フルーツはこの後に入れます。

タイミング見てオーブンを予熱しておきます。
「3」型に入れて、オーブン180度で約30~35分焼きます。
バターを塗った焼き型(耐熱皿など)に生地を流し、フルーツを入れます。
しっかりと余熱したオーブン180度で約30~35分加熱します。生地は若干膨らみますが、加熱が終了すると萎んでいきます。
荒熱がとれた後、完成です。

完成です!お疲れ様でした!
すぐに食べても美味しいですし、冷やしてからでも美味しいです!
大きめなスプーンですくって、小皿に取り分けてから食べるのが一般的です。もちろん、1人で贅沢にそのまま食べるもよし!
ところで肝心の味わいですが、ファーブルトン派かどうかで意見がわかれると思います。
あと、フルーツはチェリーを使うよりも「苺」を使ったほうが個人的には相性がいいなぁとは思いました(実際、苺のときは家族の評判も上々でした)。
画像からわかるように、大きめの耐熱皿のほうが綺麗に焼きあがります。
小さい場合は、一時的に生地が膨らみやすい関係で、フチに生地や苺の一部が付着しています。
※ところで、パウンド型でチャレンジし、しっかり冷やした場合は、なんとか取り出して綺麗に切り分けることが出来ました。
保存(賞味期限)
ラップをして、冷蔵保存が基本です。
- 常温:1日(涼しい季節)
- 冷蔵:2日
- 冷凍:1ヶ月

賞味期限は水分や砂糖の量から厳しめに見積もってますが、ご参考のため、自己責任にて、出来るだけお早めにお召し上がりください。
まとめ
今回はフルーツと相性の良い「クラフティ」のレシピをご紹介しました。
- 簡単な材料をひたすらに混ぜます(順番は守る)。
→ 慣れてくれば10分以内でオーブンに放り込めます。 - フルーツ(チェリーや苺など)を入れて焼き上げます。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。是非作ってみてください。
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