ねっとり系のさつまいもである「紅はるか」を使った焼き芋レシピをご紹介します。お芋の太さに応じた加熱時間やアルミホイルの有り無しによる違いも出来るだけわかりやすくご紹介していきます。
焼き芋はビタミンや食物繊維が豊富で優秀な食品なため、おやつでたくさん食べても罪な感じがしません。ダイエット中の方にもおすすめです。
材料や道具の準備
材料
材料 | 量 | 補足 |
---|---|---|
さつまいも | 適量 | 紅はるか |
道具
道具 | 用途・補足 |
---|---|
アルミホイル | 使わないレシピも載せます。 |
オーブン | トースターでも可。 |
作り方
ホイル必要?不要?
さつまいもを加熱する際、アルミホイルで「包む」「包まない」方法があります。
違いを書きます。
アルミホイル | 特徴 |
---|---|
包む | しっとり・蒸し焼き。 |
包まない | 香ばしいが、皮は焦げることがある。 → けど少し焦げた蜜との相性が最高のこともある。 |
最後は好みですね。お好きなほうを選んでください。それと、黒い焼き芋用ホイルを使うと時短出来ますので、この時間も載せていきます。
簡単な焼き方レシピ
「1」芋を洗って必要に応じてアルミで包みます
お芋を洗いましょう。
必要に応じてアルミで包みます。
※アルミで包む場合、端を少し開けることで余計な水分を排出出来ます(蒸いも感を軽減)。
「2」オーブン230度で加熱して、加熱後に30分放置したら完成です。
オーブンの天板にさつまいもをのせて230℃で加熱します(時間は別表)。アルミホイルで包まない場合は途中で裏返してください。
アルミホイル | 芋の太さ | 加熱時間 |
---|---|---|
あり(普通) | 4cm | 40分 |
あり(普通) | 5cm | 60分 |
あり(普通) | 6cm | 80分 |
あり(普通) | 7cm | 100分 |
あり(黒) | 4cm | 20分 |
あり(黒) | 5cm | 30分 |
あり(黒) | 6cm | 40分 |
あり(黒) | 7cm | 50分 |
なし | 4cm | 15分+15分 |
なし | 5cm | 20分+20分 |
なし | 6cm | 25分+25分 |
なし | 7cm | 30分+30分 |
※トースター1000wでも可能ですがサーモスタットがすぐに動いて温度が上がりにくい場合は時間を追加してください。蜜が漏れることがあるため天板の上にはアルミホイルを敷いたほうが良いです。
加熱終了後、オーブンを開けずに30分放置して完成です。
完成です!お疲れ様でした!
写真ではわかりにくいですがトロトロでお芋スイーツです。芋の状態によってはこれ以上加熱すると蜜が溢れてベタベタになることもあります。
なお、簡単焼き芋から干し芋を作り出すことも可能です↓
チャレンジレシピ(2時間30分程度かかるけどお勧め)
時間はかかりますが、さらに次のことを追求したレシピです。
- より甘くします。
- ねっとり感を強く香ばしく。
※トロトロ感がもっと強いため、焼き芋 → 干し芋は向かないです。
最初にじっくりと熱を伝えることでデンプンを麦芽糖に変化させる時間を与え、最後に一気に焼き上げることで蜜を出しつつ香ばしさを求めます。
ざっくりですが、以下レシピです。
※芋はM~Lサイズ(直径5cm~7cm程度)を想定しています。
- 芋を洗ってアルミを敷いた天板にのせます(芋にアルミは巻きません)。
- オーブン160度で60分加熱し、そのまま30分放置します。
- オーブン220度で35分加熱し、そのまま30分放置します。
※芋のサイズによっては、時間を調整しましょう!(放置の30分は変えない)
→ お芋の熟成状態によっては蜜が吹き出ることがあります!もちろん、熟成がイマイチな芋を利用した場合、本レシピの方法でも蜜は出ません。
なお、完全に熟成された「甘太くん」で仕上げた焼き芋は最強でした・・・!
ところで、、
次のオーブンを利用すると、自動温度制御で簡単に蜜芋ができるとか♪
保存(賞味期限)
常温/冷蔵ではアルミホイル、またはラップに包んで保存します。冷蔵の場合はラップでしっかり包んだほうが確実です。
賞味期限はご参考のため、完成後は出来るだけお早めにお召し上がりください。
イマイチな仕上がりな時
せっかく焼いた焼き芋ですが、たまに甘味が少なかったり、パサパサな時があります。作り方が悪いのではなく、そうゆうお芋に当たることがあるのです。
塩
少し塩を振って食べてみましょう!
→ 甘さが際立って感じられます。単純なのに美味しく!
素揚げ
1cmぐらいに輪切りして170℃程度の油で3分ぐらい揚げて完成です。
軽くお塩をふっていただきます。
さつまいも、焼き芋の考察・感想
さつまいも、焼き芋に対する考察や感想です。ご参考までに。
さつまいもの収穫は10月頃~ですが、収穫から1カ月以上寝かせた(熟成)させたほうが美味しいため、旬は11月~になります。さつまいもの種類は色々とありますがトロトロになるのは「紅はるか」が有名です。
さつまいもの個体差によって残念ながら甘味が少なかったり、トロトロにならないものに当たることがあります。その場合、レシピや作り方が悪いわけではなく、その時のサツマイモの質が悪いことが原因というのを理解いただければと思います。
焼き芋レシピは奥が深い。
ネットで調べると色んな焼き方があるね。
うん、こだわると芋の温度を80℃に長時間キープしてデンプンを麦芽糖に・・・とか。私もオーブン内を160℃で90分焼いてから220℃で30分とか何10パターン試したけど、一般家庭では簡単に美味しくが一番かな。たまにじっくり焼くけど。
アルミホイルの効果ってどう?
普通のアルミホイル基準だけど、使った場合はじっくりと熱が伝わるみたい。アルミホイルは遠赤外線を遮断して、アルミホイル自体が持つ熱によって芋が過熱されるからね。
蜜で溢れたお芋を食べたい。
サツマイモの質が良いことが第1条件!
まとめ
冬場に美味しい焼き芋レシピをご紹介しました。
美味しいサツマイモが手に入った場合、オーブンでほったらかしで出来上がるのでおやつにもお勧めです。
- 熟成されたべにはるかを使いましょう!
- オーブンでひたすら加熱で十分に美味しい焼き芋が出来ます。
- 2段階調理すると、もっと美味しい焼き芋が出来ます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。是非作ってみてください。
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