茹でたサツマイモをすりつぶし、バターや砂糖を加えて焼き上げた「スィートポテト」。 ほくほくのお芋が変身する、秋にぴったりのお菓子ですね。
焼く前に「卵黄」を塗ると、つややかで食欲をそそる見た目に仕上がります。しかし、「はちみつ」「牛乳」などでも代用できるという噂が…。そこで、「スィートポテトの照りだし、卵黄が最強説」を検証してみました!
検証方法
スィートポテトは事前に準備済みです。
- 芋は事前に茹でてマッシュして砂糖、バターを加えて練ります。(砂糖は芋の2割、バターは芋の1割)。
- 一口サイズに準備。
照りだしに試した材料は以下の通りです:
- 卵黄
- 卵白
- 全卵
- バター
- 牛乳
- はちみつ
- 砂糖水
- マヨネーズ
- みりん
さらに、何も塗らない状態も比較対象としました。
200℃のオーブンで約10~15分焼き、焼き色と照りを観察します。
検証結果
検証結果を比較していきます
焼きあがりました!
焼き上がりを比べたところ、卵黄が圧倒的な結果を見せました!
せっかくなので1つ1つ、違いを見て行きましょう。
◇ 卵黄:さすがです。美味しそう!
◇ 卵白:ほんのり変化した?
◇:全卵:ほんのり変化した?
◇ バター:変化を感じない(吸収されたっぽい)
◇ 牛乳:変化を感じない
◇ はちみつ:変化を感じない(こんなにも変わらないのか・・・)
◇ 砂糖水:変化を感じない。
◇ マヨネーズ:ほんの少し照りが出たように見える。
◇ みりん:変化を感じない
◇ 何も塗らない:ほとんどコレと同じ感じ。
材料 | 評価 | コメント |
---|---|---|
卵黄 | ◎ 素晴らしい照りと焼き色 | 黄金色の焼き色とツヤが一目でわかる! |
卵白 | △ 控えめな照りと焼き色 | 物足りない。 |
全卵 | △ 控えめな照りと焼き色 | 物足りない。 |
バター | × 変化がわからない | ダメ |
牛乳 | × 変化がわからない | ダメ |
はちみつ | × 変化がわからない | ダメ |
砂糖水 | × 変化がわからない | ダメ |
マヨネーズ | △ 控えめな照り | 物足りない。 |
みりん | × 変化がわからない | ダメ |
なぜ卵黄が最強なのか?
スィートポテトの表面温度は比較的低く、塗った材料が吸収されやすい特性があります。卵黄はその粘度とタンパク質が焦げつきやすく、理想的な「照り」と「焼き色」を生み出します。
※圧倒的なメイラード反応!
まとめ
スィートポテトの照りだしは「卵黄」が最強です!
美しい見た目と香ばしい焼き色を求めるなら、迷わず卵黄を塗るべし。他の材料は効果が薄く、試してみても卵黄の仕上がりを超えることはありませんでした。
ぜひ、卵黄の照りで極上のスィートポテトを楽しんでくださいね!
最後までおつきあいいただき、ありがとうございました!
コメント