パイナップルケーキって?

お菓子コラム
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本記事はパイナップルケーキに関する雑記です。特徴や買える場所、自分で作ってみた、等々書いていきます。

パイナップルケーキとは?

パイナップルケーキ(鳳梨酥)はパイナップル・小麦粉・鶏卵・バター・牛乳などを原料に使った焼き菓子であり、台湾料理を代表する銘菓の一つ・・・です。

※パイナップルを混ぜ込んだパウンドケーキやスポンジケーキ等ではありません。

言い方変えると、「煮詰めたパイナップル(ジャム)」を「クッキー生地」で包んで焼いたお菓子です。先日お土産で頂いた石垣島のパイナップケーキがとても美味しかったので初めて知りました。

石垣島のフルーツちょっきさんのパイナップルケーキ。
ここの主原材料を見ると、市販のパイナップルケーキで一番シンプルでした(ただし”主”なので他の原料が含まれている可能性はあります)。

上のパイナップルケーキの場合、

  • 果実ジャム
  • 小麦粉
  • 砂糖
  • 無塩バター

が、主な材料でした。

横浜で探してみました

横浜中華街

もっと色々なパイナップルケーキが食べたいということで、神奈川県の横浜まで行く機会がありましたので、探してみました(2022年4月)。ただし、横浜駅で入手できる場所はほぼ無いため、横浜中華街まで足を延ばします。

横浜中華街の色々なお店でパック販売や単品販売していました。

この時、横浜中華街では4つ入手。
横浜駅で売っている場所は?

2022年4月の情報です。現在は横浜ポルタの「Gong cha」さんぐらいかもしれません。なお、Gong chaさんのパイナップルケーキは製造が重慶飯店さんで、成分も重慶飯店さんが販売するパイナップルケーキと全く同じでした。

ゴンチャさんのパイナップルケーキ
実際には重慶飯店さんが作ってます。(販売価格は、重慶飯店さんより+50円上乗せされています)

ただ、横浜駅の隅々まで歩いたわけではないため、中華系・台湾系でじっくりと攻めれば、もしかするとパイナップルケーキを売っているお店があるかもしれません。

以前はシュウマイで有名な崎陽軒さんでも扱っていたようですが、現在扱っていないようです。また、ネットで色々と検索すると、SunnyHills(サニーヒルズ)さんがヒットしますが、横浜では催事出店の時ぐらいで普段は見かけません。

各店の特徴は?

お店毎の詳しいレビューはしないですが、各店とも、

  • キューブ型
  • 中心にパイナップル餡
  • 1個40g前後

という点は同じです。

ただ、味は各店で個性があります。クッキー生地の質感やバターの香り、パイナップル餡の煮詰め具合や香りが全然違います。食べ比べってのいうのはそれだけで楽しめます。

※個々のパイナップルケーキについて、好みは分かれるところなので、どれが1番というのはここでは書きません。

パイナップルケーキの断面です(色からもわかる通り、煮詰め具合が結構違います。)
断面です。

■販売価格
1個250円~300円ぐらいでした(大量生産系のパック品はもう少し安い)。それなりのお値段といえばお値段ですがパイナップルを煮詰める手間などを考慮すると、それぐらいなのかなって思います。お店によって、クッキー生地を包む際は手作業だと思いますし、人件費もかかります。

■賞味期限
おおよそ1カ月でした。小分けに脱酸素剤が入っているものもありましたが、入ってないのもありました。しっかり砂糖を使った上でパイナップル餡を煮詰めて、クッキーを焼いていれば、確かにそれぐらい日持ちしそうです。お土産にもチョイスしやすいです。

ネットでも買える?

たくさん買える場所があります。

お店によっては個性的のため、まずは万人受けしそうなサニーヒルズ(微熱山丘)さんのパイナップルケーキが良いかもしれません。

本当は石垣島で買える「フルーツチョッキ」さんのパイナップルケーキも食べていただきたいですが、専用サイトは無くて、メールや電話注文となります。

作ってみたい

何種類ものパイナップルケーキを食べて、パイナップルケーキの味を知った私です(自称パイナップルケーキ通になった気分)。美味しいし、日持ちもするから、贈り物にも最適です。

作ってみたくなりました・・・。

材料は各店の主成分を見た限り「パイナップルジャム」「バター」「小麦粉」「砂糖」「卵」などになっているため、想像がつきます。

問題は、あの四角い形状です。

長細くして焼いてから切る?個々に四角く整形して焼いている?

調べたところ、パイナップルケーキ用の型というのがあるんですね。型に生地を入れてギュっと形成して焼くから、焼きあがっても綺麗な四角で全面に焦げ目がついているんです。

パイナップルケーキのためだけに、わざわざ揃えるのか?と少し考えされられますが、中に詰めるのはパイナップル餡に限定しなくても良いと思ったので(リンゴ餡なども出来そう、そもそも別次元のレシピも思いつきそう)、さっそく購入しました。

型を買いました。
ギュっと押し込むための押し棒も合わせて買いました。

もしも購入される場合、押し棒も合わせて必要です。手等でギュっとするのは結構難しいです。

具体的に考案したレシピは別途紹介します。

ネット上のパイナップルケーキレシピも拝見しましたが、現時点では最も簡単に作れるパイナップルケーキのレシピかもしれません。それでいて、味は市販品と同等かそれ以上かもしれません(少なくとも私+周りの方々からは好評です)。

右側が私が作ったパイナップルケーキです(大きさは重慶さんと同じでした)。この時の写真では波型天板の模様が出ちゃってます。
私が作ったパイナップルケーキの別アングルです。

(番外) これもパイナップルケーキ?

スーパーのお菓子売り場でみかけたブルボンさんの「パイナップルサンド」です。

かなり小さめのお菓子ですが、約12個入って、200円ぐらいでした。切って断面を見ると確かにパイナップル餡が含まれています。雰囲気としては立派なパイナップルケーキ(形や大きさは別として)だと思います。

実際の味は、大量生産系です。ブルボンさんのお菓子って感じです。ただ、パイナップルの繊維を多少感じられるのはすごいと思いました。パッケージにも書いてありますが、ドライパインをちゃんと使っているのは評価ポイントです。

しかし、あくまで「パイナップルサンド」です。ケーキとあえて書かないのは、パイナップルケーキを目指しているわけではない、ということなのでしょうか。

まとめ

パイナップル餡+クッキー生地を焼いた「パイナップルケーキ」は美味しいです。最初はパイナップル?と思うかもしれませんが、食べてみてびっくりします。もっと早く出会いたかったです。

色々なお店の味比べも楽しいですが、自宅でも美味しく作れるってお勧めです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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