サツマイモがあれば一度手作りをしてみてください。細く切ってささっと油で揚げて、砂糖を絡めた、カリカリの「芋けんぴ」美味しいです。
※紅あずま等の「ホクホク系」の芋がお勧めです。紅はるかのような「トロトロ系」でも作れますが、油で揚げている時に千切れやすいです。
手が止まりません。以下、目次となります。
作り方
「1」材料・準備
材料 | 量 | 補足 |
---|---|---|
さつまいも | 約300g | ざっくり正味量です。 皮はむかなくてOK。新鮮なお芋を! 出来れば紅あずま、鳴門金時。 |
揚げ油 | 適量 | 芋を揚げるために。 |
(A) 砂糖 | 30g (約大さじ3) | お好みの種類で。芋の1割ぐらい。 (私はてんさい糖を愛用) |
(A) 水 | 15cc (大さじ1) | |
(A) 塩 | 少々 |
道具 | 用途・補足 |
---|---|
揚げ物鍋 | 細長い芋を揚げるため。 (無ければフライパンで代用) |
フライパン | 砂糖(カラメル)をまぶす為。 |
クッキングシート | 砂糖(カラメル)の乾燥の為。 |
各種材料を準備しましょう。生のサツマイモは細長く(約3ミリの厚さ推奨)切って10分以上水に付けておきます。
サツマイモは皮付きでOK(見た目が嫌ならむきましょう)。厚めに切ると「パリポリ」感は難しいです。せっかくなので細目に!
「2」細長く切った芋をじっくり弱火で揚げます。
揚げる前に芋の水は切っておき、弱火でじっくり揚げます。
・鍋に油入れて170℃程度にした後、弱火にします。
・芋を投入後も弱火を維持します。温度は100℃~120℃程度に下がりますがじっくりと水分を抜いていきます。20分程度経過すると段々温度が上がりますので、150℃程度になれば色合いもいい感じのため引き上げます。
芋の水はざっくり切るぐらいでも大丈夫(油跳ねには注意)。最初の10分ぐらいは芋が柔らかいため触りません!
「3」フライパンで砂糖を煮詰めて芋を絡めます。
フライパンに「砂糖」「水」「塩」を入れて泡が出てくるまで熱ししておきます。揚げた芋を入れて1分~2分程度、弱火~中火で全体に絡んだら冷まして完成です!
煮詰め過ぎると苦くなるため注意しましょう。芋を揚げながら直接フライパンに入れてもOKです(ちゃんとカリっとします)。
クッキングシート上で乾かして完成です!頂きましょう!
なお、フライパンでシャカシャカ振っていると砂糖が再結晶化しますが、非常にくっつきにくくなります。見た目の美しさは減りますが、味は十分ですし、何より楽です!
保存について
湿気には弱いため、タッパー等に密閉して保存して早めに食べましょう。また、冷蔵も可能ですが、日持ち目的なら冷凍のほうが良いでしょう。
賞味期限は水分や砂糖の量から厳しめに見積もってますが、ご参考のため、自己責任にて、出来るだけお早めにお召し上がりください。
市販品のお勧めは?
市販品の芋けんぴは未開封であれば日持ちもするため、ストックしておけばおやつ・来客等々に活用できちゃいます。
たまには市販品も良いものです。
Memo
本レシピの失敗等々、ほぼ個人用のメモになります。
■砂糖の代わりにはちみつは止めたほうが良い。
はちみつを使ってみたけど、少し煮詰めてもトロトロのままで結構くっついてしまった。煮詰めたら煮詰めたで苦みが出てきて食べるのが非常に苦しい状態に・・・。
→ 無難に砂糖を使うべき。
■厚みは揃えるべき。
同じような手間がかかるのであれば、切るときの芋の厚みはある程度揃えたほうが良い。太目なお芋はふにゃっとした感じ。
大きめに切るのであれば大学芋向けなんじゃないかな・・・。(さらに時間をかければカリっとする可能性はあるけど)
■揚げる前の芋の乾燥は?
「しっかりキッチンペーパーに包んで1時間以上乾かして」vs「適当に水切り」・・・って試したけど、仕上がりの違いはわからなかった。前者のメリットは油跳ね防止と油温度低下の防止で、デメリットは手間とキッチンペーパー消費。本レシピでは適当に水切りな工程で書いている。
まとめ
今回はサツマイモの代表的なお菓子「芋けんぴ」のレシピをご紹介しました!芋を切る手間や揚げる手間はありますが工程は少ないので、全体的には簡単です!家庭でカリっと芋けんぴが味わえるのは最高です。
※お芋の種類は「ホクホク系」(紅あずま等)がお勧めです!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。是非作ってみてください。
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