今回は「バスクチーズケーキ」の基本レシピをご紹介します。
高火力&短時間で仕上げるため、中は滑らかな食感となります。ベイクルーズとニューヨークチーズケーキのいいとこどりです。
本レシピではより滑らかな食感を目指し、
- 生クリームは多めです。
- 粉類はコーンスターチを少し使います。
では早速!
作り方
「1」材料・準備(20×8cmパウンド型)
材料 | 量 | 補足 |
---|---|---|
(A) クリームチーズ | 200g | 常温で準備します。 (冬場は電子レンジで温めよう) |
(A) 砂糖 | 80g | 市販並みの甘さなら90gぐらい使ってもOK。 |
L卵 | 2個 | 常温で準備します。 |
コーンスターチ | 12g | 約大さじ2です。 |
生クリーム | 200ml | 植物性ホイップでもOK。 |
道具 | 用途・補足 |
---|---|
泡立て器 | 手動です。電動は使いません。 |
パウンド型+クッキングシート | パウンド型のクッキングシートがあると楽です。 (無い場合は底+側面を繋げてしくこと) |
オーブン | 230℃で焼きます。 |
パウンド型にクッキングシートを敷きます。他の材料もボールに準備しておくとスムーズです。
写真ではパウンド型のクッキングシートを使っており便利です。無い場合は側面+底を繋げた状態でシートをしきます(取出しやすくするため)。
「2」クリームチーズ・砂糖を良く混ぜます。
ボールに「クリームチーズ」「砂糖」を入れて混ぜます、電子レンジ600wで30秒程度温めても良いです、滑らかになるまで混ぜます。
ダマが無くなるまで混ぜます。
そろそろ、オーブンを230℃で余熱開始します。
「3」卵・コーンスターチ・生クリームの順によく混ぜます。
続いて溶いた卵を入れて良く混ぜます。さらにコーンスターチを入れて良く混ぜます。最後に生クリームを入れて良く混ぜます。
都度、しっかりと混ぜましょう(シャカシャカと強く混ぜる必要はない)。
「4」型に流してオーブンで焼き上げます。
パウンド型に生地を流し、余熱したオーブン230℃で約20分~25分焼きます。焼き上がり後、荒熱が取れたら、ラップをして冷蔵庫でしっかり冷やせば完成です!
加熱時間は焼き色を目安に微調整ください(オーブン内の設置位置でも変わります)。長時間になるとベイクドっぽくなっちゃいますので最大でも25分程度。薄力粉未使用のため、中身がレアでも問題ありません。
完成です!お疲れ様でした!
クッキングシートを持ちながら型から取出し、シートを剥がした後に、普通の包丁で切ります。
チーズケーキは冷蔵庫で1日または2日寝かせたほうが、確実に美味しいです。当日、翌日、翌々日、と変化を楽しみましょう。
さらに濃厚食感のバスクチーズケーキ
卵を減らすことで、さらに口当たりが滑らかになりました。
- クリームチーズ:200g
- 砂糖:70g
- 卵Lサイズ:1個
- コーンスターチ:12g
- 生クリーム:200ml
作り方は同じです。
- 常温あるいは少し温めたクリームチーズと砂糖をよく混ぜて滑らかにします。
- 他材料も入れて都度よく混ぜます(溶いた卵、コーンスターチ、生クリーム)
- シートをセットしたパウンド型に流し入れて、余熱したオーブン230度で約20分焼きます。
- しっかり冷やした後に、型から取り出して、好みの大きさに切れば完成です!
冷蔵から少し常温におくと、より一層柔らかくなってトロけます
少し硬めバスチー(生クリーム少なめの参考レシピ)
生クリームを減らすことで、生地がもう少しドシっと固まります。
(ベイクドで表面を少し焦がした感じ)
(雪印さんのサイトとほぼ同じ)
- クリームチーズ:200g
- 砂糖:60g
- 卵:2個
- コーンスターチ:10g(大さじ1)
- 生クリーム:100ml
作り方は同じです。
- 常温の「クリームチーズ」と「砂糖」をよく練ります。
- 溶いた「全卵」を少しずつ加えて混ぜます。
- さらに「コーンスターチ」も加えて混ぜます。
- 最後に「生クリーム」を加えて混ぜます。
→ 230℃で20分ぐらい焼きます。
保存について
カットした後は、ラップをして冷蔵庫で保存しましょう。そのまま冷凍庫でも保存OKです。冷凍したチーズケーキは自然解凍、または半解凍でもとても美味しいですよ。
賞味期限は水分や砂糖の量から厳しめに見積もってますが、ご参考のため、自己責任にて、出来るだけお早めにお召し上がりください。
バスクチーズケーキや本レシピのメモ
本レシピの考察・感想を書いておきます。ほぼ自分用です。
- Q粉類に薄力粉は?
- A
薄力粉でも良いですが、本レシピは生焼けや滑らかさを考慮して「コーンスターチ」にしました。あと、粉類は何かしら使ったほうが水分を抑えることが出来ます。
- Qもっと柔らかくしたい
- A
卵を1個にして、砂糖を70gにしてみましょう。
→ しっかりと冷やさないと扱いは難しそう・・・!
→ 確かに冷えてないと柔らかい。めっちゃ美味しく仕上がりました!
- Qボトムって必要?
- A
あっても良いのでは?
仮にバスクの定義を「高火力&短時間仕上げ」と括るのであれば、ボトムの有無は関係ありません。
- Qバスクチーズケーキの表面の黒色は焦げ?
- A
砂糖成分がカラメル化したものであり、焦げではないです。
- カラメル化は170~180℃必要です。
- 無理に真っ黒にする必要はないと思います。
(オーブンの性能もありますし、流石に苦味が出ます。)
- Q表面に砂糖をふりかけてから焼いたら?
- A
普通に焼くよりは黒くなりますね。
どうしても、焼き色を付けたい場合は、実験してみましょう。※ただし、表面に振った砂糖は生地に馴染ませないと、変なムラになります。
- Qローソンのバスチーみたいなのが作りたい。
- A
あれはバスク”風”ですからね。
高温で焼いてませんし、仕上がりにカラメルをぶっかけています。それでも作るのであれば、NYチーズケーキを作った後に、カラメルを載せるのかいかがでしょうか・・・?
まとめ
基本の「バスクチーズケーキ」レシピをご紹介しました。
チーズケーキ好きであれば、確実に美味しいと思えるレシピです。しかも混ぜて高火力で焼き上げるという簡単工程で失敗することはほぼ無いと考えます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。是非作ってみてください。
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