お菓子レシピからの派生となりますが、今回はパウンド型で「ミニ食パン」のレシピをご紹介します。
- 写真多めです。
- 手ごねで進めます(当時はホームベーカリー未保有)
※ホームベーカリーをお持ちであれば、一次発酵まではマシンにお任せでしょうか。
出来立ての手作りパン美味しいです。
作り方
「1」材料・準備
20×8cmパウンド型の量です。
※うちのオーブンは高さの制限があるため、生地の量は少し抑えめです。(膨らみすぎると熱源に接してしまうので…。)
材料 | 量 | 補足 |
---|---|---|
(A) 強力粉 | 150g | |
(A) 砂糖 | 20g (大さじ2.5) | 少し多めです。 半分の量でもOKです。 |
(A) 塩 | 2g (小さじ0.5) | |
(A) ドライイースト | 2g (小さじ0.5) | |
牛乳 | 100g | 600wレンジで20秒チンでぬるめに。 |
バター | 10g | 私は有塩バター利用。 倍の20gにしても風味豊か(伸ばしにくくなります)。 |
道具 | 用途・補足 |
---|---|
ボール | こねる用 |
木べら | こねる用 |
めん棒 | 伸ばす用 |
パウンド型 | |
オーブン | 本レシピは200℃で焼きます。 (オーブンによって調整必要) |
「2」材料を混ぜて、こねます。
ボールに粉類@「強力粉」「砂糖」「塩」「ドライイースト」を入れておきます。続いて常温(または電子レンジ600wで20秒チン)の牛乳を半量入れて、ささっと木べらで混ぜます。残りの牛乳も入れて、ある程度まとまるまで木べらで混ぜます(1分弱)。
続けて溶かしバター(電子レンジで多少溶かす)を入れて、木べらで馴染むように混ぜます(1分弱)。
ここまでは短時間で済みました。ここからは「手」でこねます。
- 約10分は頑張ってこねましょう。
- 表面にツヤが出るように。
- すぐに千切れないぐらい。
「3」1次発酵&ベンチタイムを行います。
ふんわりとラップして1次発酵(45分~1時間)させます。
※私はオーブンの低温機能@40℃に入れて45分ほど発酵させています。
続いて、手で丸くしてラップし、常温で10分間の「ベンチタイム」を設けます(生地を分割するわけじゃないですが、セオリー通りにベンチタイムを設けています)。
「4」生地を伸ばして型に入れて2次発酵させます。
綿棒で生地を伸ばします(横幅がパウンド型の横幅に一致するぐらい)。続いて折りたたんでいき、パウンド型に入れます。
30分ぐらい2次発酵させます。
※私は低温オーブン@40℃で30分放置しました。
※後述しますが2次発酵は型にラップかけて野菜室で8時間程度放置でもOK。
「5」オーブン200℃で約18分焼きます。
余熱したオーブン200℃で18分焼きます。
焼き上がり後は型を取り出して、少し高いところから「ドンっ」って落として空気の入れ替えをしつつ、型からパンを取り出して荒熱をとっていきます。
※高いところから落とすことでパン内部の熱々の空気を強制入れ替えして、生地が縮むのを軽減する効果があります(といっても、スポンジケーキほど繊細じゃないので、効果は薄い)。
完成です!お疲れ様でした!
普通に包丁だと切るときに潰れる可能性がありますので出来れば「パン切り包丁」を使いましょう(ダイソー等で売ってます)。普通の包丁しかない場合は、何回も引くようにして切りましょう。
保存(賞味期限)
出来立てが一番美味しいですが、すぐに食べない場合は、乾燥を防ぐためにビニール袋などに入れて保存しましょう。お菓子のように砂糖は多くありませんし、市販のような保存料を使っていないため、保存期間は短めです。
賞味期限は水分や砂糖の量から厳しめに見積もってますが、ご参考のため、自己責任にて、出来るだけお早めにお召し上がりください。
Memo・備忘録
参考事項や個人的な備忘録を残しておくスペースです。
◇バターの混ぜるタイミング
粉類+牛乳をある程度こねた後に、常温バターを含ませてこねる方法もあります。この手順のメリットはグルテン生成後にバターを混ぜることで、十分にグルテンを引き出せること(油分はグルテンの生成を阻害する)。
・・・けど、個人用であればそんなにわからなかった。
◇2次発酵を野菜室
2次発酵は野菜室で8時間寝かせることでも可能です。これなら前日夜にラップしたパウンド型を野菜室に入れて、翌朝に焼き上げるだけってことが可能です。
◇こねることの大事さ
お菓子作りでは気を付けるグルテンですが、パン作りではグルテンwelcome。グルテンが生成されないと、生地がボサボサっとしてイマイチ。作り立ては香り高くて美味しくても、冷めると、すぐにイマイチになる。頑張りましょう。
◇砂糖の量
どこかで見かけましたが、ドライイーストの発酵適温は30℃~45℃らしいです。そして砂糖が少なからず入ってないと、ドライイースト(発酵菌)の働きが弱くなるそうで。
◇2倍量
2倍量でこねてベンチタイム直前に2分割すれば良い。その場合、やはりパウンド型は2つ欲しい。
(参考) ホームベーカリー使ってみました。
その後、Panasonic製のホームベーカリーを入手したため、1次発酵完了までを試しました。
想像以上の出来上がりでした。
後は手作業でやっていきます。
- 手で丸くしてベンチタイム15分。
- 伸ばしてパウンド型に投入。
- 2次発酵で約45分放置。
- 焼きます。
これはすごい。
手ごねの時より、だいぶふわふわに膨らんだため、うちのオーブンは、取り出すのが大変でした(電熱線の間にパンの山があるイメージ)。予想以上に膨らんだため、砂糖やドライイーストの量を気を付けつつ、ちゃんと温度管理しないとパンって難しいんだなって改めて思いました。
なお、ホームベーカリーはすぐに飽きるって意見は非常に多いですが、食パンが好きで、うどんやお餅、ピザ生地なども作れるので面白いです。
まとめ
今回はパウンド型で焼き上げる小さめな食パンレシピをご紹介しました。
- 発酵時間があるためトータル時間はかかります。
- 頑張ってこねましょう。
ホームベーカリーがあれば簡単なのでしょうけど、手ごねもいいものです。パウンド型で、おしゃれな形に仕上がって丁度いい量で食べやすいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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