パウンド型でお手頃サイズなミニ食パンを焼いてみました

お菓子レシピ@パウンド型
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お菓子レシピからの派生となりますが、今回はパウンド型で「ミニ食パン」のレシピをご紹介します。

  • 写真多めです。
  • 手ごねで進めます(当時はホームベーカリー未保有)

※ホームベーカリーをお持ちであれば、一次発酵まではマシンにお任せでしょうか。

本レシピについて
  • 作業時間:30分
  • 合計時間:2.5時間
  • 基本材料:強力粉、砂糖、塩、ドライイースト、牛乳、バター
  • 仕上げ:オーブン200℃で18分
  • 特徴:小さめ食パン

    *時間は目安です。
    *作業時間:焼き冷ましを含まない時間です。
    *合計時間:食べられるまでの時間です。

出来立ての手作りパン美味しいです。

作り方

「1」材料・準備

20×8cmパウンド型の量です。

※うちのオーブンは高さの制限があるため、生地の量は少し抑えめです。(膨らみすぎると熱源に接してしまうので…。)

Aは事前にボールに入れておきます。
材料補足
(A) 強力粉150g
(A) 砂糖20g
(大さじ2.5)
少し多めです。
半分の量でもOKです。
(A) 塩2g
(小さじ0.5)
(A) ドライイースト2g
(小さじ0.5)
牛乳100g600wレンジで20秒チンでぬるめに。
バター10g私は有塩バター利用。
倍の20gにしても風味豊か(伸ばしにくくなります)。
本レシピで利用する主な道具です!
道具用途・補足
ボールこねる用
木べらこねる用
めん棒伸ばす用
パウンド型
オーブン本レシピは200℃で焼きます。
(オーブンによって調整必要)
他にラップやお皿などを適宜使います。
基本材料です(粉類は混ぜておきます)。

「2」材料を混ぜて、こねます。

本工程のポイント
  • しっかりこねること(手ごねなら10分以上)

ボールに粉類@「強力粉」「砂糖」「塩」「ドライイースト」を入れておきます。続いて常温(または電子レンジ600wで20秒チン)の牛乳を半量入れて、ささっと木べらで混ぜます。残りの牛乳も入れて、ある程度まとまるまで木べらで混ぜます(1分弱)。

粉類に牛乳を半分入れて混ぜます。
残りの牛乳も入れて少しまとまるまで混ぜます。
ある程度混ざりました。

続けて溶かしバター(電子レンジで多少溶かす)を入れて、木べらで馴染むように混ぜます(1分弱)。

溶かしバターを入れて混ぜます。
ある程度まとまりました。

ここまでは短時間で済みました。ここからは「手」でこねます。

  • 約10分は頑張ってこねましょう。
  • 表面にツヤが出るように。
  • すぐに千切れないぐらい。
頑張ってこねました。
(参考) すぐに千切れないぐらい。

「3」1次発酵&ベンチタイムを行います。

本工程のポイント
  • 寒いと発酵速度が遅くなるため、時間は微調整しましょう。
  • 一次発酵で2倍程度の大きさになればOK。

ふんわりとラップして1次発酵(45分~1時間)させます。

※私はオーブンの低温機能@40℃に入れて45分ほど発酵させています。

ラップして一次発酵します。
オーブンに低温機能があると冬場でも早く出来ます。
今回は45分で約2倍に膨らみました。

続いて、手で丸くしてラップし、常温で10分間の「ベンチタイム」を設けます(生地を分割するわけじゃないですが、セオリー通りにベンチタイムを設けています)。

丸くした後にベンチタイム10分。

「4」生地を伸ばして型に入れて2次発酵させます。

本工程のポイント
  • 生地を型に入れる際、生地の繋ぎ目が型の下側になるように入れます。
  • 生地の畳み方は色々あるのでアレンジしましょう。

綿棒で生地を伸ばします(横幅がパウンド型の横幅に一致するぐらい)。続いて折りたたんでいき、パウンド型に入れます。

生地を伸ばします。
手前を少し折りたたみます。
奥側も折りたたみます。
さらに手前を折りたたみます。
折りたたみ部が下になるようにパウンド型に入れます。(型に油は塗ってません)

30分ぐらい2次発酵させます。

※私は低温オーブン@40℃で30分放置しました。

※後述しますが2次発酵は型にラップかけて野菜室で8時間程度放置でもOK。

2次発酵が終わりました。

「5」オーブン200℃で約18分焼きます。

本工程のポイント
  • しっかり余熱しましょう。
  • オーブンの癖によって温度や時間は微調整しましょう。

余熱したオーブン200℃で18分焼きます。

焼き上がり後は型を取り出して、少し高いところから「ドンっ」って落として空気の入れ替えをしつつ、型からパンを取り出して荒熱をとっていきます。

※高いところから落とすことでパン内部の熱々の空気を強制入れ替えして、生地が縮むのを軽減する効果があります(といっても、スポンジケーキほど繊細じゃないので、効果は薄い)。

余熱したオーブン200℃で18分加熱しています(うちのオーブンは高さが辛い!)
焼き上がり、型から取出して荒熱を取ります。
(参考)裏側はこんな感じ。

完成です!お疲れ様でした!

パン切包丁で切り分けました。
焼き上がりの生地の様子です。頑張ってこねた成果が出てます。

普通に包丁だと切るときに潰れる可能性がありますので出来れば「パン切り包丁」を使いましょう(ダイソー等で売ってます)。普通の包丁しかない場合は、何回も引くようにして切りましょう。

保存(賞味期限)

出来立てが一番美味しいですが、すぐに食べない場合は、乾燥を防ぐためにビニール袋などに入れて保存しましょう。お菓子のように砂糖は多くありませんし、市販のような保存料を使っていないため、保存期間は短めです。

賞味期限
  • 常温:1日(冬場は2日)
  • 冷蔵:2日
  • 冷凍:2週間

賞味期限は水分や砂糖の量から厳しめに見積もってますが、ご参考のため、自己責任にて、出来るだけお早めにお召し上がりください。

Memo・備忘録

参考事項や個人的な備忘録を残しておくスペースです。

◇バターの混ぜるタイミング
粉類+牛乳をある程度こねた後に、常温バターを含ませてこねる方法もあります。この手順のメリットはグルテン生成後にバターを混ぜることで、十分にグルテンを引き出せること(油分はグルテンの生成を阻害する)。

常温バターを中心に配置。
頑張ってこねます(途中でバターがこんにちは)。
こね上げました。

・・・けど、個人用であればそんなにわからなかった。

◇2次発酵を野菜室
2次発酵は野菜室で8時間寝かせることでも可能です。これなら前日夜にラップしたパウンド型を野菜室に入れて、翌朝に焼き上げるだけってことが可能です。

◇こねることの大事さ
お菓子作りでは気を付けるグルテンですが、パン作りではグルテンwelcome。グルテンが生成されないと、生地がボサボサっとしてイマイチ。作り立ては香り高くて美味しくても、冷めると、すぐにイマイチになる。頑張りましょう。

◇砂糖の量
どこかで見かけましたが、ドライイーストの発酵適温は30℃~45℃らしいです。そして砂糖が少なからず入ってないと、ドライイースト(発酵菌)の働きが弱くなるそうで。

◇2倍量
2倍量でこねてベンチタイム直前に2分割すれば良い。その場合、やはりパウンド型は2つ欲しい。

(参考) ホームベーカリー使ってみました。

その後、Panasonic製のホームベーカリーを入手したため、1次発酵完了までを試しました。

想像以上の出来上がりでした。

材料を投入。
頑張ってます。
1次発酵まで完了(ふわっふわ)

後は手作業でやっていきます。

  • 手で丸くしてベンチタイム15分。
  • 伸ばしてパウンド型に投入。
  • 2次発酵で約45分放置。
  • 焼きます。
型に入れたところです。
2次発酵後、焼きました。めっちゃ膨らんだ。
これが機械ゴネの出来栄えですか・・・。

これはすごい。

手ごねの時より、だいぶふわふわに膨らんだため、うちのオーブンは、取り出すのが大変でした(電熱線の間にパンの山があるイメージ)。予想以上に膨らんだため、砂糖やドライイーストの量を気を付けつつ、ちゃんと温度管理しないとパンって難しいんだなって改めて思いました。

なお、ホームベーカリーはすぐに飽きるって意見は非常に多いですが、食パンが好きで、うどんやお餅、ピザ生地なども作れるので面白いです。

まとめ

今回はパウンド型で焼き上げる小さめな食パンレシピをご紹介しました。

  • 発酵時間があるためトータル時間はかかります。
  • 頑張ってこねましょう。

ホームベーカリーがあれば簡単なのでしょうけど、手ごねもいいものです。パウンド型で、おしゃれな形に仕上がって丁度いい量で食べやすいです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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