卵白とメレンゲの基本とお勧めお菓子レシピ

お菓子コラム
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卵白はお菓子作りにおいて重要な役割を果たします。特にメレンゲは、軽い食感やサクサクとした食感を生み出すために欠かせない要素です。この卵白を使って、様々なメレンゲを作り、シンプルで美味しいお菓子を作ることができます。

  • 卵1個分の卵白の量は、Mサイズの場合、約30g程度です。(Lは40g程度)
  • 色々と書きましたが、卵白消費にもどうぞ。

綺麗なメレンゲを作るコツ

メレンゲを成功させるための最大のポイントは、油分や水分を一切避けることです

  • ボウルや泡立て器は、使用前にしっかりと拭いて清潔な状態にしておくことが重要です。
  • また、卵白は冷やしておくと泡立ちやすく、安定したメレンゲが作りやすくなります。
いい感じの安定したメレンゲです。

・・・全然立たない。

メレンゲがうまく立たない場合、油分や水分が混入している可能性があります。この場合、諦めるのも一つの手ですが、リカバリー案もあります。

メレンゲ失敗時のリカバリー
  • ラングドシャなどの別のお菓子レシピに変えてしまう。
    ⇒ ページ後半にレシピあります。
  • スイスメレンゲにチャレンジする。
    ⇒ 50℃の湯銭にかけて泡立てる方法です。
  • 乾燥卵白を少し入れる。
もっとメレンゲが好きになる。開封後は冷蔵庫で保存しておきましょう。

※50℃程度で湯せんをしながら泡立てるメレンゲは「スイスメレンゲ」と呼ばれる方法で、冷たい卵白を泡立てるオーソドックスな「フレンチメレンゲ」とは異なる作り方です。

※「イタリアンメレンゲ」というメレンゲも存在します。これは少し手間がかかりますが、卵白に100℃を超える熱々の砂糖シロップを加えながら泡立てて作るメレンゲです。しっかりとした固さと艶が出るため、バタークリームやムースなど、プロのレシピで使われることが多いです。

(参考)メレンゲの種類の比較表

メレンゲの種類作り方特徴
フレンチメレンゲ冷やした卵白を泡立てる最も一般的な方法。
軽い仕上がり。
スイスメレンゲ湯せんしながら卵白を泡立てる安定感あり
しっかりしたメレンゲ。
イタリアンメレンゲ熱い砂糖シロップを
少し泡立てた卵白に加える
固くて艶のあるメレンゲ。
プロのレシピ向き。

卵白やメレンゲを使った簡単レシピ

メレンゲクッキー

  • 材料:卵白30g、砂糖30g
  • 作り方:メレンゲをしっかり立てたら、絞り袋で絞り、120℃のオーブンで50分程度焼きます。

焦げやすい場合は、100℃に下げて60分ほど焼くなど、オーブンの特性に応じて調整しましょう。

メレンゲが立たたない場合、フワっと感は弱いです。
バターや薄力粉があれば「ラングドシャ」に方針転換もありです!

Q
メレンゲクッキーの食感や風味は?
A

お口の中で溶けるような軽い食感が特徴です。
(少しキャラメル感あります)

サクサクメレンゲクッキー

片栗粉(またはコーンスターチ)を入れます。
サクサクした食感がプラスされ、通常のメレンゲクッキーとは一味違った楽しさがあります。

  • 材料:卵白30g、砂糖40g、片栗粉20~30g
  • 作り方:メレンゲを立てた後、片栗粉を加え、さっくりと混ぜます。
    絞り袋で絞り、120℃で50分程度焼き上げます。

ラングドシャ

  • 材料:卵白30g、砂糖30g、バター(またはマーガリン)30g、薄力粉30g
  • 作り方:常温に戻したバターと砂糖をよく混ぜ、卵白を加えてさらに混ぜます。最後に薄力粉をさっくりと混ぜ、絞り袋などで薄く延ばし、180℃のオーブンで10分程度焼きます。

焼き加減はオーブンによって異なるため、微調整しながら焼き色を見て完成させましょう。

Q
ラングドシャって美味しい?
A

最高に美味しい。バターをしっかり使うお菓子作りは裏切りませんねぇ。
形もアレンジしやすいので楽しいです。

最後に

メレンゲは、軽い食感やサクサク感が楽しめるシンプルなお菓子作りに最適です。フレンチ、スイス、イタリアンと、様々な方法がありますので、用途や好みに合わせて試してみてください。

卵白消費にもお役に立てば幸いです!

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