2025年も、懲りずにさつまいもを育てた。
規模は相変わらずのミニマム構成で、プランター1個+土嚢1個。
畑? ない。
広い庭? ない。
でも、さつまいもへの情熱だけは毎年しっかりある。
「少量でもいいから、自分で育てたさつまいもを焼き芋にしたい」
そんな気持ちで、今年もシーズンインだ。
苗の入手と植え付け(4月下旬)
苗は、某売買サイトからバイオフリーの紅はるかを入手。
紅はるかは甘さが安定していて、焼き芋向き。家庭菜園向けの優等生だ。
今回は、
- プランター:2株
- 土嚢:1株
という布陣でいく。
土はというと、去年使った土を再利用。
さすがにそのままは不安なので、
- 少量の化学肥料
- 土の復活材
を混ぜて軽くリフレッシュしておいた。
新品の土じゃなくても、さつまいもは案外たくましい。

途中のメンテナンス
栽培中の作業は、かなりシンプル。
- 水やり
- 夏場は毎日夕方にしっかり給水
- 消毒
- 7月下旬と9月上旬に実施
- 虫食い対策として最低限
- 追肥
- 一切なし
そう、さつまいもは基本的に追肥不要。
むしろ肥料を与えすぎると、ツルばかり元気になって肝心の芋が育たない。
ここはグッと我慢だ。
収穫だ(11月)
そして11月、いよいよ収穫。


今年は――
虫食い、回避!

これだけでもかなり嬉しい。
掘り上げてみると、サイズもそこそこ良好。
結果は、
- 1株あたり 約1kg
- 合計で 3kg前後

プランター+土嚢栽培としては、十分すぎる成果じゃないだろうか。
「ちゃんと芋になってる」
この瞬間が、家庭菜園のいちばんのご褒美だ。
少し寝かしてから焼き芋に(12月)
収穫したさつまいもは、すぐには食べない。
ここは我慢して、約1か月ほど寝かせる。
こうすることでデンプンが糖に変わり、甘さが増す。
待つ時間も、焼き芋へのスパイスだ。
12月。
満を持して、いつも通り焼き芋に。
結果は――
ホクホク感とねっとり感のバランスが最高。
自分で育てた補正もあって、うまさは倍増だ。

「今年も成功したな」
そう思える一本だった。
また来年も、
プランターと土嚢で、
静かにさつまいもと向き合うかもしれない……。
たぶん、やるな 🍠






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