今回は、酸味の効いた紅玉を使った、簡単で美味しいカスタードアップルパイのレシピをご紹介します。カスタードクリームも煮りんごも電子レンジで作るので、手軽に楽しめます。忙しい日でも手軽に焼きたてのパイを作れるので、ぜひお試しください!
材料(小さめ4個)
りんごとパイ
- 紅玉 1個(皮剥いて4等分します)
- パイシート 1枚
カスタードクリーム用
- 卵黄 1個
- 砂糖 25g
- 薄力粉 10g
- バニラオイル 数滴
- 牛乳 100ml
パイの照り出し用
- 砂糖 7g
- 水 3g
作り方
1. パイシートの準備
まず、冷凍のパイシートを冷蔵庫に戻して解凍しておきます。
2. 煮りんごの準備
紅玉を4等分または8等分して芯や皮をむき、耐熱容器に並べてふんわりラップをかけます。電子レンジ(600W)で約2分30秒加熱し、やわらかく煮ます。煮りんごがしっとりしたら、一旦冷ましておきます。
- Q煮りんごに砂糖は入れないの?
- A
不要です。煮りんごの時点で甘く感じますし素材を生かしましょう。
3. カスタードクリーム作り
ボウルに卵黄、砂糖、薄力粉、バニラオイル、牛乳(10ml)を入れてよく混ぜます。
全体が均一になったら、残りの牛乳(90ml)を加えてさらに混ぜます。
ふんわりラップをかけて電子レンジ600Wで1分20秒加熱し、一度取り出してしっかり混ぜます。再びラップをかけ、電子レンジで30秒追加加熱し、もう一度よく混ぜたら完成です。
4. 照り出し用砂糖水の準備(省略可)
小さな耐熱容器に砂糖7gと水3gを入れ、電子レンジで加熱します。砂糖が溶けて少し泡立ったら加熱を止めて冷ましておきます。
5. パイを作る
オーブンを200℃に予熱しておきます。
解凍したパイシートを軽く伸ばし、4等分します。
続いてクッキングシートを敷いた天板に移動させましょう。
各パイシートの周囲1cm弱の部分を包丁で軽く切れ込みを入れて、軽く水を塗ってから折り返します。サイドに「砂糖水」を塗っておきます。
続いて、真ん中にカスタードクリームをたっぷり載せます。次に、煮りんごを並べて、りんごにも少量の砂糖水を塗ると、ツヤが出ます。
6. 焼き上げ
予熱したオーブンに入れ、200℃で約25分焼きます。表面がこんがりと黄金色になったら出来上がりです。
パリッとしたパイ生地に、酸味のきいた煮りんごとカスタードクリームがとてもよく合います。りんごを全面的に主張した美味しいアップルパイに仕上がっています。
ポイント
- 紅玉の選び方
紅玉は酸味がしっかりとしているので、アップルパイには最適です。もし手に入らない場合は、酸味のあるりんごを代用してください。 - パイシートを扱うときはスピード勝負!
パイシートは解凍してから早めに成形しないと、生地が柔らかくなって扱いにくくなります。特にカスタードや煮りんごを載せる前に手早く進めましょう。 - 煮りんごは簡単にしっとり仕上げ!
紅玉をレンジで加熱するだけで、やわらかくジューシーな煮りんごが作れます。シンプルですが、りんごの酸味と甘さが際立つおいしさに仕上がります。
最後に
このカスタードアップルパイは、手間をかけずに本格的な味が楽しめる一品です。紅玉の酸味とカスタードの甘みが絶妙にマッチした、この季節ならではのデザートをぜひ作ってみてください。
コメント