パイナップルケーキをご存知でしょうか?
この度、自分で作ってみたいという衝動にかられ、出来るだけ簡略化した材料で、かなり美味しいパイナップルケーキのレシピを作り上げることに成功しました。生地の配合バランスも調整して、バターのべちゃっと感を抑えて、包みやすくなっています。
本レシピでは、パイナップルケーキ用の型を使わないで焼いた場合も載せています。(とりあえず型無しで試してみて、味に納得したら型を揃えるのもありだと思います。型有りのほうが焼き加減を考慮するとより美味しくなります。)
卵を使っているレシピが多いですが、本レシピでは使いません。代わりに牛乳を使い、作りやすいレシピに仕上げています。写真多めでご紹介していきます。
材料や道具の準備
材料
材料 | 量 (3~4個) | 量 (6~7個) | 量 (10個) | 補足 |
---|---|---|---|---|
バター | 30g | 60g | 90g | クッキー用。 有塩がお勧め(無塩も可)。 |
砂糖 | 15g | 30g | 45g | クッキー用。 バターの半量です。 |
牛乳 | 5g | 10g | 15g | クッキー用。 バターの1/6量です。 |
薄力粉 | 50g | 100g | 150g | クッキー用。 |
缶詰 パイナップル | 120g | 240g | 360g | 缶詰でも十分に美味しいです。 煮込むと半量弱になります。 |
砂糖 | 12g | 24g | 36g | パイナップル煮詰め用。 パイナップルの1/10量です。 |
道具
道具 | 用途・補足 |
---|---|
鍋 | パイナップルを煮る用。 |
コンロ | パイナップルを煮る用。 |
木べら | パイナップルを煮る用。 |
ボール | クッキーを混ぜる用。 電子レンジ可(バター温める場合) |
泡立て器 | クッキーを混ぜる用 |
ヘラ | クッキーを混ぜる用 |
パイナップル型 +押し棒 | もし無ければ生地を丸めて焼きます (あったほうが美味しさは増します) |
オーブン | 190℃で焼き上げます、天板も使います。 |
作り方
「1」パイナップル餡を作ります。
粗みじん切りにした「パイナップル」を「砂糖」と共に鍋に入れ、中火で混ぜながら煮ます。
水分が粗方減ったら弱火にして煮詰まったら適当なお皿に移して、冷蔵庫で冷やします。
「2」クッキー生地を作ります。
パイナップルを煮ながら並行作業がお勧めですが、焦がさないように注意しましょう。
ボールに「バター」「砂糖」「牛乳」を入れて、レンジ600wで30秒~40秒チンして、良く混ぜます。(常温バターを使う場合、レンジは不要です)
続いて「薄力粉」を入れてヘラで切り混ぜます。ある程度の塊になったらラップに包んで(器ごとでもOK)、冷蔵庫で15分程寝かせます。
※普通のクッキーじゃないので生地は結構まとめちゃってOKです(普通のクッキーはこねすぎない)。
ここまで実施したら続きは翌日や翌々日でも構いません。
「3」餡を包みます。
クッキー生地を30g毎、パイナップル餡を15g毎に分けます。
※餡が余る場合はヨーグルト等に入れて食べちゃいましょう。
クッキー生地を手で軽く揉んで柔らかくして伸ばします。おわん型に広げ、パイナップル餡を包み丸くします。丸くした生地は型やクッキングシートの上に配置します。
「4」圧縮・整形してオーブン190℃で10分+10分焼きます。
そろそろオーブンを190℃で余熱開始しておきます。
押し棒でギュっと圧縮・整形します。続いて天板に載せ、オーブン190℃にて、まずは「10分間」焼きます。
最初の10分経過後、オーブンから天板を取り出します。
- 型がある場合は押し棒で軽く押して形を整えます。
- 生地を裏返します(省略可)
型有パイナップルケーキを押し棒で軽く押して形を整えます。続いて全部を裏返して再度焼きます。
焼きあがったら、型から外し、荒熱がとれたら食べれます。
パイナップルケーキの完成です!お疲れ様でした!
なお、焼き立ては若干生地が柔らかいことがありますが、荒熱が取れてくるとしっかり固くなります。焼きあがってから30分程度でも食べれますが、1時間程度たったぐらいが一番美味しいかもしれません(この時の美味しさは出来立てだけあって、お店で売られているものよりも美味しいです)。
保存(賞味期限)
高温・多湿を避けて保存しましょう。荒熱がとれた後はラップに包みます。常温保存がお勧めですが、冷蔵・冷凍保存も可能です。
常温保存の場合、乾燥剤も入れてしっかりラップ等で包めば、2~3週間程度は大丈夫だと思います。なお、冷凍から解凍する際は自然解凍だとサクサク感が失われるため、電子レンジ&オーブンで解凍しましょう。
賞味期限はご参考のため、完成後は出来るだけお早めにお召し上がりください。
感想・考察
本レシピの考察・感想を書いておきます。ご参考までに。
卵はなんで使わなかったの?
計量するのが大変(1個単位とかだと生地の緩さに影響する)だし、味比べしたら、ほとんど違いがなかったからだよ。生地の全体量が見れば当たり前かもしれないけど。
やっぱり型はあったほうがいいかな?
より美味しい仕上がりのためにはあったほうが良いね。ギュっと圧縮できるし、型が吸収した熱によって側面もしっかりと焼かれて、全体の食感や香ばしさが違うよ。今回はパイナップルケーキで試したけど、他のレシピ(今後展開)にも活用できるはずだから、持っておいて損はないと思うんだよ。
10個バージョンはこんなんです。
まとめ
簡単な材料で作り上げるパイナップルケーキのレシピをご紹介しました。レシピ写真多めで大変そうに見えるかもしれないですが、作ってしまえば簡単な部類だとは思います(餡と生地部分を事前に準備すれば負担も減ります)。
パイナップルケーキはそこそこ日持ちしますし、見た目も可愛いので、お土産などにも活用できます。本当にお勧めです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。是非作ってみてください。
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