しっかりとツノを立てたホイップクリーム。
ケーキ等にデコレーションして、さぁ食べようって時にダレている時があります。あるいはデコレーションしようと思ってら既にダレてうまくデコれないことも。
本記事では時間が経過してもだれにくいホイップクリームのコツをご紹介します。
以下、目次となります。
基本的なこと
基本的なことですが以下は守りましょう。
特に最初の2点です。
- 手早くしっかり泡立てる。
→ 電動ミキサーは楽ですよ。 - 低温を維持する。
→ 直前までボールごと冷蔵庫で冷やしましょう。
夏場は涼しい部屋で。
デコレーション後も低温をキープ! - 乳脂肪分高めの動物性生クリームを使う。
→ 40%レベル。
さらにダレにくく(本記事のメイン)
材料やボールをしっかりと冷やして手早くホイップするのは共通したコツですね。
それに加えて、ちょっとした材料を追加すると時間が経過してもだれにくいホイップに仕上がります。
作り方 | 説明 |
---|---|
通常 | 普通の作り方です。 時間が経つとダレやすいです。 |
レモン汁を使う | 5~7割ホイップ後にレモン汁を数滴入れて仕上げます。 |
ゼラチンを使う | 5~7割ホイップ後にゼラチン水を入れて仕上げます。 生クリーム200mlなら「水20ml+粉ゼラチン2g」 |
レモン汁
レモン汁の酸性がたんぱく質を凝固させる作用があります。
- 生クリームを5割~7割ぐらいホイップしておく。
- レモン汁を数滴加えて、すぐにホイップして仕上げる。
※生クリーム100ml辺り4~6滴ぐらいでOK。
ゼラチン
お湯(60~70℃)で溶いたゼラチンを加えることでも、ホイップクリームはだれにくくなります!
※ここで使うゼラチンは粉ゼラチンです。
- 生クリームを5割~7割ぐらいホイップしておく。
- 生クリームが100mlであれば「水10mlと粉ゼラチン1g」を入れて良く混ぜ、レンジで沸騰”前”までチン(理想は60~70℃ぐらい)して溶かします。
※電子レンジでチンの目安ですが、少しでもブクブクしたらすぐに停止!
※生クリーム200mlであれば「水20mlに粉ゼラチン2g」です。 - 生クリームに溶いたゼラチンを加えて、すぐにホイップして仕上げる。
※ゼラチンは温かいまま入れてOK!
ゼラチン利用のほうが少し手間はかかりますが、風味の邪魔をしないという視点では、ゼラチンのほうが良いでしょうね。
※粉ゼラチンを増やせば、さらにだれにくくなり「ムース」っぽい固さになります。
まとめ
ダレにくいホイップクリームのポイントをご紹介しました!
- 手早くホイップ、温度管理などは基本。
- レモン汁やゼラチンを加えることで、さらにダレにくく!
本記事は誰かのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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