自動生クリームホイッパー「生クリッチ」を使ってみました

5.0
お菓子コラム
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今回は、小型でバッテリー式の便利な自動生クリームホイッパー「生クリッチ」をご紹介します。

買っちゃいました(2ヶ月待ちでした)。

やっと買えました(2024年9月)

これを使えば、手間なく簡単に生クリームをホイップできちゃいます。
実際に試してみて、その使い勝手や性能をお伝えします。

ありそうで無かった製品です!

製品の特徴

この「生クリッチ」、少量(100ml)の生クリームを約2分間で自動で7分立てまでホイップすることができます。

カップの容量は420mlで、使い勝手の良いサイズです。短時間でホイップできるので、少人数分だけ必要な場合や、ちょっとしたお菓子作りにもぴったりです。

◇ コンパクトで使いやすい

見た目は非常にコンパクトで、缶ビールと並べて比較すると、その小ささが一目瞭然です。本体の重量はわずか390gで、手に持っても重さを感じさせない軽量設計です。

パッケージの中身です
このコンパクト感です。

さらに生クリッチの良い点は、コードレス(バッテリー式)という点ですね。スマホでもよく使われるUSB Type-Cで充電できて、フル充電で約10回使用可能です。

バッテリー式です。

◇ お手入れも簡単

また、汚れにくく手入れが簡単なのも魅力の一つです。使用後は本体とカップを簡単に分離して洗うことができるため、衛生的でお手入れも楽々です。

早速試します

100mlの生クリームをホイップ

早速使ってみましょう!

1.生クリーム100mlと砂糖(最大10g)をカップに入れます。

材料を入れました。

使用する生クリームは脂肪分30%以上で、冷蔵庫で4〜8℃に冷やしておくのがポイントです。好みに応じてバニラエッセンス・オイルを加えると、香り豊かなホイップクリームが楽しめます。

2.本体をセットし、電源ボタンを長押しで起動させ、さらに長押しすることでオートモードがスタート。平均2分前後でふんわりとした7分立てのホイップクリームが完成します。

混ぜてます。
出来上がりです!

もっと固めのホイップが欲しい場合(8分立て〜10分立て)!!
→ モードをマニュアルに切り替えてボタンを長押しすることで調整が可能です。追加で20〜30秒ほどで、しっかりとしたホイップが仕上がります。

これには感動しました✨

9~10部立て。

固くなってくると生クリッチの回転音が変化してきます。
慣れれば、回転音によって9分立てぐらいになったかなって判断できると思います!

ココアや抹茶味のホイップ

ココア風味と抹茶風味のホイップクリーム。

例えば、ココアパウダーや抹茶パウダーを小さじ3杯ほど加えることで、簡単にフレーバーホイップが作れます。これならデザートのバリエーションも広がりますね。

ココア風味
  • 生クリーム:100ml
  • ココアパウダー:小さじ3
  • 砂糖:10g
材料(クリーム、ココア、砂糖)を入れました。
ホイップ中です。
完成です。
ココアホイップです。
抹茶風味
  • 生クリーム:100ml
  • 抹茶パウダー:小さじ2~3
  • 砂糖:10g
材料(クリーム、抹茶、砂糖)を入れました。
ホイップ中です。
完成です。
抹茶ホイップです。
  • 抹茶は濃く感じる場合があるため、パウダー量は調整しましょう。
  • 甘いバニラアイスなどと食べる場合は、砂糖無しでも良いでしょう。
    → めちゃくちゃ合いますよ。

個人的にはココアホイップがお気に入り。

植物性ホイップを美味しく簡単に

生クリッチからは少し脱線しますがご参考までに!

植物性ホイップは安くて保存性がありますが、砂糖とホイップしただけでは、あまり美味しくありません

そこで、

生クリッチのカップに次の材料を入れます。

  • 植物性ホイップ:100ml
  • 砂糖:10g
  • 練乳:5g
  • バニラオイル(ビーンズ):適量

そしてAutoホイップ+Manualホイップ20秒~30秒でいい感じのホイップクリームが完成です。

かなり美味しくなりました!

利用に関する補足や注意点

操作や充電状態

本体上部のボタン(1個)を操作するだけです。

操作ボタンは1つだけ。

◇ 電源ON
→ ボタン長押し

◇ 電源OFF
→ 無操作で30秒放置(自動電源OFF)。
※ただし、Auto完成時はもっと短時間で電源が切れます。

◇ モード切替
→ ボタン押下(Auto/Manual)

◇ Autoホイップ開始
→ Auto選択時にボタン長押し

◇ Manualホイップ開始
→ Manual選択時にボタン長押し(押し続ける)

  • 本体がカップに正しく装着されていない場合は赤色点灯(エラー)となり、電源がOFFになります。
  • 連続稼働時間は最大4分で、これを超えると赤色点滅して動作を停止し、電源がOFFになります。
Q
ボタン長押しで起動しようとしたが赤色点滅して使えない。
A

バッテリ切れのため、充電しましょう。
充電しながらは利用出来ないため、ある程度充電されるのを待ちましょう。

生クリッチ充電中のインジケーター
  • 青色点灯:充電量80〜100%
  • 青色点滅:充電量30〜80%
  • 赤色点滅:充電量30%以下
  • 赤色点灯:充電量10%以下(使用不可)

バッテリー切れからのフル充電は最大3時間かかります。
ただ、とりあえず1回使いだけであれば、20分も充電すれば利用可能です。

Q
スマホ用の充電ケーブル(USB Type C)を刺したけど光らない(充電されない)。
A

付属の充電ケーブルを使ってみましょう。
私の場合、スマホ用ケーブル3本中、2本が充電不可でした。市販の充電ケーブルだと奥までしっかり刺さらないことがあるようです。

注意点

使用時にはいくつかの注意点があります。

生クリッチ利用時の注意点
  • 連続して使う場合は15分程度休まることが推奨されています。
    → 本体の発熱を軽減するため。
  • ホイップ対象は生クリーム(植物性可)のみで、卵白など他の材料は非推奨です。
    → 誤動作によって故障する可能性があります。

新品購入の場合、メーカー保証期間は1年間です。
長く付き合っていきたいものですね。

番外編・各種検証(FAQ)

FAQ形式で生クリッチに関するアレコレを載せていきます。

Q
生クリーム200mlのホイップは出来ないの?
A

出来ません。
ホイップを作りあげる段階で、一杯になって溢れてしまいます。

恐らく、製品コンセプト的に200ml対応版は出ないでしょうね。

Q
少量(50ml)のホイップは可能かな?
A

推奨ではありませんが可能です。
ただし、50mlでは出来上がり判定がずれるため、少し硬め(8分立てぐらい)に仕上がります。

Q
卵白を使ったメレンゲは出来ないの?
A

出来る出来ない以前に、メレンゲはメーカー非推奨です。
そのことを利用して少し試しましたが、出来るには出来ました。
ただし、回転が少し不安定(卵白のムラによる影響)な上に、1回のAutoでは完了しないことがありました。メレンゲの硬さもわかりにくいので生クリッチでメレンゲは止めておきましょう

卵白+砂糖です。
メレンゲできるかな。
メレンゲが出来ました。

推奨は生クリーム100ml(砂糖は最大10g)です。

  • 推奨値を超える量や卵白の利用は止めましょう。
  • ココアや抹茶パウダーは公式サイトの記事にもあったのでOKでしょう。

→ 用法用量を守ってホイップクリームを楽しみましょう!

Q
手頃にホイップクリームが摂取出来るため太りそうです。
A

生クリーム100mlで400kcal強です。
付属カップのまま冷蔵保存できるため分割して食べましょうね(半日以内ぐらい)。

Q
生クリッチの部品販売は?
A

今のところ無いですね。
破損した場合は修理依頼でしょう。

最後に

生クリッチ、非常に良くできています。

  • Autoモードで簡単にホイップクリームが完成します!
  • コンパクトで場所を選びません!
  • 後片付けも楽です!
    → ホイップ中にクリームが飛び散ることもありません!

価格は\8,800と少し強気な設定ですが、好きな人にとっては十分にその価値があると考えます。
大人気で一時期、品薄だったのも頷けます。是非お試しください。


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