パイナップルケーキ型で「リンゴケーキ」レシピ

お菓子レシピ@パイナップル型
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今回はパイナップルケーキ型を活用し、中身が煮りんごの「りんごケーキ」です。

パイナップルケーキで有名な「微熱山丘 SunnyHills」さんでも派生商品として販売されていますね。当サイトのオリジナル配合で同じように派生させてみました。手作りですから、市販品同等かそれ以上の美味しさを自宅で楽しむことが出来ます。

本レシピでは、パイナップルケーキ用の型を使わないで焼いた場合も載せています。(とりあえず型無しで試してみて、味に納得したら型を揃えるのもありだと思います。型有りのほうが焼き加減を考慮するとより美味しくなります。)

本レシピについて
  • 作業時間:50分
  • 合計時間:140分
  • 難しさ :普通。
  • ポイント:お子様にも。卵なし。

    *時間は目安です。
    *作業時間:焼き冷ましを含まない時間です。
    *合計時間:食べられるまでの時間です。

作り方の大部分(りんご餡以外)は「パイナップルケーキ」と同じです。今回も写真多めでご紹介していきます。

材料や道具の準備

材料

材料
(3~4個)

(6~7個)

(10個)
補足
バター30g60g90gクッキー用。有塩がお勧め(無塩も可)。
砂糖15g30g45gクッキー用。バターの半量です。
牛乳5g10g15gクッキー用。バターの1/6量です。
薄力粉50g100g150gクッキー用。
りんご120g240g360g煮込むと半量弱になります。
りんご中玉1個は210~260g程度です。
砂糖12g24g36gりんご煮詰め用でりんごの1/10量です。
100cc100cc100ccりんご煮詰め用です。
基本的にパイナップルケーキの場合と同じです。本レシピでは3パターンの量を載せています。りんご+混ぜ込む砂糖はざっくり計量でOKですが、クッキー用の量はしっかり守ってください(作りやすさに影響します)。

道具

道具用途・補足
りんごを煮る用。
コンロりんごを煮る用。
木べらりんごを煮る用。
ボールクッキーを混ぜる用。電子レンジ可(バター温める場合)
泡立て器クッキーを混ぜる用(面倒ならヘラで代用)
ヘラクッキーを混ぜる用(薄力粉)。
パイナップル型もし無ければ生地を丸めて焼きます(あったほうが美味しさは増します)
パイナップル型用
押し棒
圧縮・整形のために使います(型有りの場合に使います)
オーブン190℃で焼き上げます、天板も使います。
他に包丁、クッキングシートやラップなどを使います。

作り方

最初に餡(煮りんご)を作っていきます。

1.厚さ1~2mm程度で粗みぎん切りにした「りんご」を「砂糖」「水(約100ml)」と共に鍋に入れ、蓋をして約5分中火で煮ます。その後、蓋を外して中火で混ぜながら煮ます。水分が粗方減ったら弱火にし、煮詰まったら適当なお皿に移して、冷蔵庫で冷やします。

最初に蓋をして煮たほうが後々も煮詰めやすいです。ここの工程でりんごが大きかったり煮たりないと、オーブンで焼く時に膨らみやすくなってしまいます。水分が減ると、蒸発による熱さも減ってきます(手をかざして確かめる)。

厚さ1~2mm程度で粗みじん切りにします。
鍋にりんご、砂糖、水を入れます。
蓋をして5分ぐらい中火で煮ます。
蓋を取り、水分が減ってきたら少し火加減を弱めます。
煮詰まりました。水分の蒸発はかなり減っている状態です(手をかざしてもあまり熱くない)。
荒熱を取った後、ラップして冷蔵庫で冷やします。

続いてクッキー生地を作っていきます。りんごを煮ながら並行作業がお勧めですが、焦がさないように注意しましょう。

2.ボールに「バター」「砂糖」「牛乳」を入れて、レンジで30秒~40秒チンして、良く混ぜます。続いて「薄力粉」を入れてヘラで切り混ぜます。ある程度の塊になったらラップに包んで(器ごとでもOK)、ギュっとしてから冷蔵庫で15分程寝かせます。

常温バターの場合、レンジは省略可です。溶かしバターになっても問題ありません。冷蔵庫で少し寝かせることで生地が馴染みます(べちゃっと感も出にくくなります)。

ボールにバター、砂糖、牛乳を入れます。
バターを少し溶かして、混ぜていきます。
混ざりました。
薄力粉を入れます。
切り混ぜます。
固まりになったら、ラップで包んで冷蔵庫で30分程度冷やします。

ここまで実施したら続きは翌日や翌々日でも構いません。1個のりんごケーキは「約15g」のりんご餡、「約30g」のクッキー生地で作ります。ざっくり計量して包んでいきます。

3.クッキー生地を30g毎、りんご餡を15g毎に分けます。

クッキー生地を冷やしすぎるとカチコチのため常温で少し放置するか、レンジで10秒~20秒チンするといい感じです。計量時、2g程度の誤差は問題ありません。最後の端数は適当に小さくまるめて焼いちゃいましょう。りんご餡が余る場合は、そのまま食べたり、ヨーグルト等に入れて食べちゃいましょう。

準備出来ました(本レシピでは型で5つ、型無しで2個作ります)

4.クッキー生地を手で軽く揉んで柔らかくして伸ばします。おわん型に広げ、りんご餡を包み丸くします。丸くした生地は型やクッキングシートの上に配置します。

揉んで少し柔らかくしないと包みづらいです。包む時は手がベタベタしてくるためノンストップで作業します。生地が冷えすぎていると固くてヒビが入りやすいです(ヒビが入った場合は手でこねなおすか、生地を寄せれば直せます)。1個辺り1分~2分で包めると思います(たぶん慣れればもっと早いです)。型無しの場合、包み終わったら少し平べったく配置します。

クッキー生地を手でおわん型に広げて、中心にりんご餡をのせます。
周りの生地を寄せて丸く包んでいきます(生地にヒビが入ることがありますが寄せれば修正出来ます)
包み終わったら、手の平でコロコロと綺麗な丸にし、型やクッキングシートの上に置いておきます。型無しは少し平べったくしておきます。

そろそろオーブンを190℃で余熱開始しておきます。

5.押し棒でギュっと圧縮・整形します。続いて天板に載せてオーブン190℃で10分+10分焼きます。

最初の10分経過後、オーブンから天板を取り出し、型有りんごケーキを押し棒で軽く押して形を整えます。続いて全部を裏返して再度焼きます。

焼きあがったら、型から外し、荒熱がとれたら食べれます。

押し棒による圧縮・整形は型有りのりんご生地に対してです。押し棒で圧縮する際は型をしっかり持たないと下から生地が出ることがあります。なお、型有りの場合は10分後に裏返さなくてもOKです(あまり変わらなかったです)。

押し棒で圧縮・整形します(しっかり型を持ってください)。
圧縮・整形しました。天板の上にのせて、190℃のオーブンで10分間焼いていきます。
10分経過後、オーブンから取出しました。押し棒で軽く押して形を整えます。
火傷に注意しながら裏返し(型有りは省略可)、再度オーブン190℃で10分間焼きます。
焼きあがって型を外しました。荒熱を取ります(30分~1時間程度)。
なお、しっかり焼きあがっていると、型と生地の間に隙間が生じるため、トントンってすれば簡単に型が外れます。

パイナップルケーキ型で作るりんごケーキの完成です!お疲れ様でした!

お店で売っているのとあまり変わらない出来栄えです。

なお、焼き立ては若干生地が柔らかいことがありますが、荒熱が取れてくるとしっかり固くなります。焼きあがってから30分程度でも食べれますが、1時間程度たったぐらいが一番美味しいかもしれません(この時の美味しさは出来立てだけあって、お店で売られているものよりも美味しいです)。

断面のアップです。いい感じで馴染んでいます。

保存(賞味期限)

高温・多湿を避けて保存しましょう。荒熱がとれた後はラップに包みます。常温保存がお勧めですが、冷蔵・冷凍保存も可能です。

賞味期限
  • 常温:7日
  • 冷蔵:10日
  • 冷凍:1ヶ月~

常温保存の場合、乾燥剤も入れてしっかりラップ等で包めば、2~3週間程度は大丈夫だと思います。なお、冷凍から解凍する際は自然解凍だとサクサク感が失われるため、電子レンジ&オーブンで解凍しましょう。

賞味期限はご参考のため、完成後は出来るだけお早めにお召し上がりください。

感想・考察

本レシピの考察・感想を書いておきます。ご参考までに。

焼き上がりがパイナップルケーキと比べて少し膨らみやすい?

そう。最初はなんでかなって思ったけど、原因はりんご餡に含まれる水分が生地を押し出しているんだね。りんご餡の水分が多いとこうなっちゃう。

膨らんでひび割れしちゃった。

感覚的にパイナップル餡よりも煮たほうが良いと思う。そして煮やすいようにしっかりりんごを切って、最初に水を入れて煮込むのがポイントになってくるんだよ。

やっぱり型はあったほうがいいかな?

あったほうが良いね。型有りのメリットは見た目の美しさと、側面もしっかり焼けることでサクっとした口当たり。少しでも美味しく頑張るには必要かなって思う。今回の派生レシピのようにパイナップルケーキだけに限らないからもっておいて損はないかなって思う。

押し棒もお忘れなく。

まとめ

パイナップルケーキ型で作り上げる「りんごケーキ」レシピをご紹介しました。もちろん型が無くても作ることは出来ます。レシピ写真多めで大変そうに見えるかもしれないですが、作ってしまえば簡単な部類だとは思います(餡と生地部分を事前に準備すれば負担も減ります)。

比較的に日持ちもしますし、型を使ったりんごケーキは見た目も可愛いため、お土産にも活用出来ます。お勧めなお菓子レシピです。

お土産スタイルです。渡しやすいです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。是非作ってみてください。

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