こんにちは。この度、家庭菜園のカテゴリ始めました。
(正確には紅はるかのカテゴリです、すみません)
当サイトではさつまいも(紅はるか)を使った多数のお菓子レシピをご紹介しています。この度、簡易的にはなりますが、いわゆる家庭菜園でさつまいも(紅はるか)を育ててみたいと思います。もちろん状況によってさつまいも以外も育てる予定です。
始まり
正確には一昨年・去年もお試しでやってみたけど(記事は無い)、ちょっとイマイチだったんだよね。
ここでは根っこのようなサツマイモとか、昔のことはここでは流すとして、この家庭菜園カテゴリは完全に趣味の範囲になります。さつまいもに対する愛と言ってもいいのかも。(こういったお野菜は最初から買ったほうが安くて安定して美味しいというのは理解しています。それを理解した上で育てたいのです!)
私の家は狭いので、大きな庭はありません。よって基本的には「土のう袋」や「プランター」で攻めたいと思います。しっかりとした記事にしたいと(今のところ)思いますので、どなたかの参考になれば幸いです。
家庭菜園で育てたい作物は「さつまいも」が基本ですが、他の作物も余裕があれば育ててみたいと思います。けど、繰り返しますが、庭が狭いので、限界はあります。
まずは土を準備しましょう。
古い土
家の庭に去年以前に使った古い土があります。
まだ使えるのでしょうか?
フカフカ感もあまり無いですし、古い根が残ってたりするので(さらに、コガネムシの幼虫がいる可能性も大)、このまま使うのは難しそうです。出来れば処分して新しい土にしたいなと思いましたが「ほとんどの自治体で土をゴミとして処分することは出来ない」ことがわかりました。私が住んでいる自治体も回収NGとなっていました。(自治体の中には、少量ずつであれば燃えるゴミとして出せる自治体も中にはあるようです。羨ましい。)
古い土の処分方法
自治体や市による、ごみ収集が出来ないとなると、古い土の処分はどうすれば良いのでしょうか?調べてみましたが、以下の選択肢がありました。
方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
欲しい人に譲渡 (ジモティー等も活用) | コストがかからない。 | 欲しい人が見つからない可能性がある。 手間がかかるかも(取引なら)。 |
不用品回収業者に依頼 | 手軽に依頼出来る。 | コストがかかる。 (新規購入以上のコストがかかる可能性がある) (しかし探せば安いとこはあるかも) |
ホームセンターで交換 | コストがかからない。 (新規購入が前提) | 近くにホームセンターが無いと厳しい。 新規購入時の袋と交換が基本であり、詰め替える必要がある。 |
「ホームセンターに依頼」ですが、実施していないところも多いですし、上記に書いた条件(新規購入が前提)以外の可能性は十分にあります。私がホームセンター@ユニディさんに確認したところ、以下の回答でした。
シマホでもホームページに記載がありますが同様のようですね。なかなか無条件で古い土を回収してくれるホームセンターってのは無さそうです。
「不用品回収業者に依頼」については、汎用的な業者ではなく、残土受入を主としている企業さんであれば比較的安価かもしれません。例えば・・・土のう1つ辺り500円とか。ただし、持ち込みが前提です。また、なかなかにそうゆう場所って近所にありません。あればラッキーですね。
さて・・・これだけの選択肢があるとはいえ、なかなか悩ましいものです。もしも処分するのであれば、楽に、低コストで対応したいです。
土を買うのは比較的簡単なのに、いざ処分しようとなると手間がかかるし、選択肢によっては購入時以上の費用がかかるとは・・・。
古い土の再生
処分が悩ましい(手間やコストの関係)のであれば、いっそのこと古い土を「再生」するっていう選択肢もアリかなって考えるようになってきました。
色々と調べたところ、古い土を自然に復活させるのであれば、以下の流れが基本のようです。
ステップ | 理由 |
---|---|
土をふるう(掃除) | 大きい石や根等余分なものを取り除き、 新しい植物の根がすくすく伸びるようにするため。 |
土を消毒する | 土中のウィルスや病原菌を消滅させるため。 |
土に土壌改良剤を混ぜる | 土中のバランスを調整するため。 フカフカにするため。 |
そこそこ手間はかかりそうですが、今後のためにもやってみるしかありません。
土をふるう(掃除)
土を乾燥させた後に、園芸用の「ふるい」でふるって、大きな石や根っこを取り除くという作業になります。本当は、網目を分けて、微粒子レベルの土は使わないほうが良いようですが、今回はスルーします。
実際にやってみました。
季節は5月上旬だったと思います。
連続で晴れそうな日を狙って、外の空きスペースにビニールシートをしき、その上に古い土を並べます。数時間、日光を浴びせると表面が乾いてくるため、下の方の土と混ぜます。
・・・コガネムシの幼虫が少し潜んでいたのは嫌な思い出です。
全体的に乾いた後に、ダイソーで購入したふるいにかけました。
土のう袋3つ分の量で、だいたい30分以内でしょうか。予想以上に短時間で済みました。
ただ、全体の2割程度はふるいの上に残ります。そのような大きな塊(主に小石なのかな)は結局のところ、庭の空きスペースに安置したり、混ぜたりしました。こうゆうが溜まると結局いつかは処分が必要なんじゃないかなって思います。
土を消毒する
目的は「土壌病原菌・ウイルス」等を死滅させるためです。自宅で選択可能な手段(薬品等は使わない)は次の通りです。
自宅で手頃に選択可能な手段は以下になります。
- (冬場) 容器に土、熱湯を入れて、霜と寒さにさらす。数日に1回、表面の土と奥の土を入れ替えると良いようです。
- (夏場) 容器に土、水を入れて、黒ビニール袋で覆って、直射日光にあてる。この場合は容器ではなく、直接黒ビニール袋に土を入れても良いと思います。
・・・手順は何となくわかりました。しかし、現在は5月のため、あまり温度があがりません。さつまいもであれば、前作が終わった後の冬場に実施すべきだったわけですね。
今回(2022年)は見送ることにします。しかしふるいの際に、こがねむしの幼虫を見つけてしまったため、効き目がありそうな農薬を少し混ぜて消毒しておきました。
土に土壌改良剤を混ぜる
古い土は、良質な微生物が住んでいないだけでなく、通気性や排水性が悪いため、土壌改良剤というのを混ぜて改善していきます。商品によってマチマチですが、全体の1割程度混ぜ込めば良いようです。
混ぜ込んでいきます。
今回は土をふるった後に実施しました。元々の土量の1割~2割かなってざっくり具合で、混ぜ込みました。
これにて復活作業は完了したと思います。土をプランター・土のうに詰め込み作業を終えます。なお、肥料等は作る作物に応じて、その時に混ぜ込むことにします。
まとめ
古い土の処分・復活はなかなか大変ですが、年に数回なので頑張りましょう。
処分する場合は、次の選択肢になります(残念ながら、自治体によるゴミ収集はほとんどの自治体で未実施です)。
その一方で、古い土を頑張って復活させるのであれば、次の手順になります。
復活の消毒工程は時期を選びますので、実施する際は計画的に進めないとだめですね。土の状態を見ながら、本当にやばければ「処分」、まだ使えそうなら「復活」と臨機応変に進めたいものです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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