今回はパウンド型ではちみつ多めの「カステラ」レシピをご紹介します。ザラメ未使用で素朴な味わいが美味しいカステラです(もちろんザラメを使ってもOK)。
はちみつは加熱していても「赤ちゃん(1歳未満)」は与えないようにしてください。

固めのスポンジケーキのようです。
作り方
「1」材料・準備
材料 | 量 | 補足 |
---|---|---|
(A) 卵 | L2個 | Lサイズ推奨 |
(A) 砂糖 | 18g (大さじ2) | お好みの種類で。 (私はてんさい糖を愛用) |
はちみつ | 44g (大さじ2) | 5ml程度水を加えておくと扱いやすい。 |
強力粉 | 60g | |
サラダ油 | 14g (大さじ1) | しっとりさせる為に使います。 |
道具 | 用途・補足 |
---|---|
パウンド型 +クッキングシート | パウンド型のクッキングシートがあると楽です。 |
ボール | 混ぜる用 |
ハンドミキサー | 結構混ぜます。 |
ゴムベラ | |
オーブン | 本レシピは160℃で焼きます。 (オーブンによって調整必要) |
各種材料を準備しましょう。パウンド型にクッキングシートを敷きます。はちみつは少し温め、水を5mlほど混ぜるとさらっと使いやすいです。
写真ではパウンド型のクッキングシートを使っており便利です。無い場合は側面+底を繋げた状態でシートをしきます(取出しやすくするため)。もしもザラメを使う場合は、この段階で20gほどシート上にしいておきましょう。

オーブンは160℃で予熱をしておきます。
「2」卵・砂糖をしっかり混ぜ、はちみつ・強力粉も混ぜます。
ボールに「卵」「砂糖」を入れて40℃ぐらいで湯銭しながら約5分ほどしっかり混ぜます(ツノが立たないぐらい)。続いて「はちみつ」を入れて約1分ほど混ぜます。さらに「強力粉」も入れて約1分ほど混ぜます。
湯銭はフライパンにぬるま湯を張ってもいいですね。カステラの場合、強力粉もハンドミキサーで混ぜちゃってOK(多少メレンゲは潰れます)。
「3」サラダ油もさっと混ぜてオーブン160℃で35分焼きます。
ヘラに持ち替えて、ヘラに落とすように「サラダ油」を入れて、底のほうからささっと15秒ほど混ぜます(生地に照りが出るぐらいでOK)。生地をパウンド型に入れ、余熱したオーブン160℃で35分焼きます。
サラダ油を混ぜすぎると、いっきに泡が減るため注意します。焼き時間はオーブンによって調整してください。180℃@10分+160℃@20分という焼き方のほうが、もっと膨らむかも(オーブンによって微調整)。
「4」焼きあがったら型から取出し、乾燥を防いで放置します。
焼き上がり後、オーブンから取出して高さ10cm程度から型を落とし、焼き縮みを防ぎます(熱い蒸気の強制入れ替え)。続いて型から取出して上にラップして、上下反対にして、型を被せて荒熱をゆっくり取れば完成です。
しっとり加減に影響するためささっと作業しましょう(それ以前に既に焼きすぎだった場合はぱさっとしている可能性がありますが)。

完成です!頂きましょう!
普通の包丁で綺麗に切ることが出来ます。押し込むと潰れるため、少し引いたり押したりしながら切りましょう。


保存について
乾燥を防ぐためにしっかりとラップに包んで保存しましょう。
- 常温:4日
- 冷蔵:1週間
- 冷凍:2週間

賞味期限は水分や砂糖の量から厳しめに見積もってますが、ご参考のため、自己責任にて、出来るだけお早めにお召し上がりください。
Memo
本レシピの失敗等々、ほぼ個人用のメモになります。
■焼きすぎるとパサつく
オーブンの癖にもよると思うけど、180℃で15分⇒ホイルして160℃で30分とかだと、ちゃんと膨らむけど、焼きすぎでちょっとパサつき感。温度管理が難しい。であれば、最初から160℃で35分が私の場合は合っていた。

■サラダ油
サラダ油を使わないカステラのレシピも多い。ただ、本レシピは甘さが少し控えめのため、砂糖のしっとり感に頼らない変わりに、サラダ油でしっとり感を狙っている。サラダ油は最後のほうにささっと混ぜる。はちみつと同じタイミングだと一気に泡が萎んでしまった(油分は泡を壊す作用がある)。

■温度と膨らみ
もっと膨らませるためには序盤は温度高めのほうがいい。例えば180℃@10分+160℃@20分(色が付きすぎるようならアルミホイルを途中で載せる)。
■普通のカステラ
砂糖を倍量にして、はちみつを半分にして、シートにザラメ。今度試そう。
まとめ
今回ははちみつ多めの「カステラ」レシピをご紹介しました。常温でそれなりに日持ちもするため、作っておくとおやつ等々に活用出来ます。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。是非作ってみてください。
コメント